[USED:Cond.AB] Legions

（12/16）日本盤、ボーナス・ライヴ・トラックの収録曲数が当初予定だった3曲から収録時間の関係で2曲に変更になりました。

〜（レーベル資料より）〜

デンマークのベテラン・スラッシャーが放つ約2年半振り、通算7作目となる激情の最新作！

　　デンマークが誇る不屈のスラッシュ・メタル・バンド。彼らはエネルギー迸るギター・リフとファースト・チューンを得意としており、このジャンルの発展に貢献したバンドだ。一度解散状態に追い込まれるも、不屈の精神で復活を遂げている。
　この最新作では特有のオリエンタルな雰囲気を維持し、全盛期を想起させるメロディック且つスラッシーなサウンドを提示、元RIPE の新ヴォーカリストは新しい看板としてバンドに活力を与え、パワフルな声で大きな貢献を果たしている。
　1982 年、コペンハーゲンで結成。デモ制作後、コンピレーションに” Hey Woman” を提供。後、シンガーをカーステン・ローマンからフレミング・ロンスドルフへと交代し、1st「Fear Of Tomorrow」(1985) でデビューを果たす。2nd「Terror Squad」(1987) リリース時にはメンバー交代が勃発（モーテン・ステュッツァーがベースからギターへ、ピーター・トールスルンドがベースで加入）するも、1990 年には傑作と評価される「By Inheritance」をRoadrunner よりリリース。しかしバンドは翌年に解散を発表。
　1998 年、コンピへの楽曲を提供したバンドは再結成を表明、そして4th「B.A.C.K.」(1999) を発表するが、再度バンドは解散を表明してしまう。
　2007 年、新シンガーにソレン・アダムセンを迎えたバンドは再活動を発表。2009 年には久々のアルバム「When Death Comes」を発売し、熱狂的な歓迎を受ける。2011 年には「My Blood」を発表。が、アルバム発売に伴うツアー終了後、今度は結成当時からのドラマー、カーステン・ニールセンとシンガーのソレンがバンド脱退を表明する。バンドもここまでかと思われたが、2012 年、ジョシュア・マドセン(ds) とRIPE からマイケル・バストホルム・ダール(vo) をリクルートしたバンドはさらなる前進を目指すことを決意。アメリカ、ヨーロッパでのライヴを成功に終わらせた彼らは新たにMetal Blade と契約。2013 年5 月からは新作のレコーディングに突入、プロデューサーにはグレン・ヒューズ、オリヴァー・ウィアーズ、マイク・トランプ等のギタリストとしても知られるソレン・アンダーセンを起用し、7 作目となる「Legions」を完成させた。
　マイケル・ステュッツァー(g) は語る；「これまでのアルバムの中でもベストなプロダクションと呼べる出来映えさ。生々しくてとてつもなくヘヴィだよ。」「新メンバーのジョシュア(ds) とマイケル(vo) は間違いなく、とてもいい刺激をバンドにもたらしてくれた。ジョシュアは素晴しいドラマーだし、人としても最高。マイケルはオリジナルのシンガー、フレミングに近いね。でも彼の声のレンジがとても広いので、バンドを新しい領域へと連れ出してくれた。彼はとてもいい歌詞も書けるのさ。そう、彼はMERCYFUL FATE / KING DIAMOND のカヴァー・バンドでプレイしているところを見つけたんだ。昔のARTILLERY の曲もとても上手く歌えるし、気持ちが伝わってくる素晴しいシンガーさ。今はバンドとして完全に近い状態といえると思う。」
　ザクザクと刻み込むリフで疾走するオールド・スタイルと激しい音の中にも、知的さを見いだすことができるそのテイスト。強烈なフックと彼らならではの作風が堪能できるスカンジナヴィアン・スラッシュが満載！随所に傑作「By Inheritance」を彷彿とさせる風味を効かせた力作に仕上がっている。オールド・スラッシャーには心地好いテイストだ。
　アルバム発売後はアメリカ、南米を筆頭にツアーがブッキングされており、将来を見据えたさらなる大きな進撃が予定されている。