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恐怖の谷 新潮文庫 改版

Arthur Conan Doylev

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102134085
ISBN 10 : 4102134085
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1992
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
延原謙 ,  

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 旅するランナー

    ドイルによるホームズ長編4作品のオーラス。前半の英国サセックス州での惨殺死体の謎。後半の米国ペンシルベニア州の炭鉱街でのギャング団の悪行。それぞれのトリックが面白く、しかも繋がるラストが秀逸です。ピンカートン探偵社まで出てきて、物語にグイグイ引き込まれます。

  • Tetchy

    やっと来た、という感じの満足感が得られた。物語作家ドイルの面目躍如たる一作。今回白眉なのは第2部、つまり事件の背景となる加害者側のストーリーなのだ。これが実にいい!!なんとハード・ボイルドなのである!!!ハメットすら唸らせるかのようなその臨場感はまるでスペクタクル映画を観ているよう!しかもそのサイド・ストーリーにも驚きの仕掛が施されている辺りにも正にぬかりなしといった感じ。ドイルはやはりドイルなのだと感じ入った次第。

  • かえで

    ホームズシリーズ長編4作目。長編はこれが最後(短編はまだある)。ある古い館の主人が惨殺された。背後に宿敵モリアーティの影が…。長編お馴染みの二部構成。一部は前記の殺人事件にホームズとワトスンが挑む。二部はながーい(ワトスン君が『長いけど付き合ってね』とわざわざ書いている 笑)回想。モリアーティの影がちらついていることもあり、ホームズも気合い十分で今回も楽しめる。回想はホントに長くて閉口しかけたけど、この二部だけでもひとつのハードボイルド的な小説として成り立っている面白さを持っていることに気付き楽しく読めた

  • えーた

    ホームズの長編譚の最後を飾る『恐怖の谷』。前の3作品は知名度的にも人口に膾炙した作品である事もあって、内容もおぼろげながらに記憶していたけれど、この『恐怖の谷』に関しては完全にノータッチ。なので不安ながらも新鮮な気持ちで読んだのだが、本当に面白かった!第一部、第二部に別れており、どちらも最後に大どんでん返しがあり、読者は「やられた!」と、うなること間違いなし。作品の評価としては「バスカヴィル家」の方が世間的には高いそうだが、この作品にこそ愛着を持つ評者が意外と多いという訳者の解説に至極納得する次第でした。

  • びす男

    二部構成の推理小説というのも、あまりないんじゃないかと思う。ホームズばかりが活躍するわけではない。二部では別の探偵が、アメリカを舞台に巨悪組織を根こそぎ潰してしまう。「緋色の研究」なんかもそうだが、両大陸にまたがるスケールの大きな筋が面白い。

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