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高原のフーダニット 徳間文庫

Arisu Arisugawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198939069
ISBN 10 : 4198939063
Format
Books
Release Date
November/2014
Japan

Content Description

「先生の声が聞きたくて」気だるい日曜日、さしたる知り合いでもない男の電話。それが臨床犯罪学者・火村英生を血塗られた殺人現場へいざなう一報だった。双子の弟を殺めました、男は呻くように言った。明日自首します、とも。翌日、風薫る兵庫の高原で死体が発見された。弟と、そして当の兄の撲殺体までも…。華麗な推理で犯人に迫る二篇に加え、話題の異色作「ミステリ夢十夜」を収録!

【著者紹介】
有栖川有栖 : 1959年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。89年『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを果たし、2003年『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 表題作で双子のトリックを深読みしてしまった(^_^;)双子を使ったトリックも面白そうだ……。ミステリーを読むと、あっと驚くオチを求めてしまってる自分がいる。

  • あっこ

    短〜中編2作と異色のミステリ夢十夜で構成された本作。表題作に関しては、内容より火村のいつもと違った面が見れたのがよかった。真相はえ?それなん?という感じではあったけど。お気に入りは「ミステリ夢十夜」。作者のパッと思いついたアイデア削り出しのようなSSが10編。遊び心が効いてて作家アリスがもっと好きになった(笑)。『大至急きてください。火村先生もそちらに向かっているところです。場所は、うらなり町四丁目六の三。463のダブルプレイと覚えてください』で、なんか噴いた(笑)

  • まる

    フーダニットってそういう意味なんですね、初めて聞きました。「夢十夜」はかなりの異色でしたが私は結構好きでした。短いページの中で、小説にはなりにくいのかもしれないトリックのみがどんと出てくるような感じで、軽い気持ちで読めました。夢の中だからいやいやそれはないだろというツッコミも受け付けないところがまた。雪山の話はホラーが苦手な私に新たな視点を与えてくれて感謝しています。そういう可能性もあるよね。それから精神科の話が、夢の中とはいえ、アリスが納得して終わることにぞっとしました。全体通して、面白かったです。

  • rio

    3つの短編集からなる作家アリスシリーズ第20弾。相変わらず主人公二人の掛け合いが良かったです。「オノコロ島ラプソディ」はトリックの大胆さに驚かされたことと、火村先生を追ってはるばる洲本まで出かけるアリスが微笑ましかったです。「夢十夜」はショートショート風であり、短い中にハッとする仕掛けが施されているところに面白みを感じました。「高原のフーダニット」は長閑な雰囲気と殺人事件の対比が強調され、情景の壮大さが印象的な作品でした。

  • 五右衛門

    読了。今回初めて夢十話、斬新、初読みです。見た夢を読んだの!落ち無しでも楽しみましたけどね。新企画だったのかな?これからもたまに欲しいです。最後の表題作は地元ネタだっただけに入り込みました。又来てくださいね。架空の殺人事件ならば何人でも!その後の推理が見ものです。

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