Product Details
ISBN 10 : 4041121744
Content Description
「コンビ作家だったとはいえ、人間にここまでのことができるのか、と驚嘆するしかない」(『Xの悲劇』解説)。人気の本格ミステリ作家であり、本をこよなく愛する著者が国内外の名作に寄せた解説集。クリスティ、クイーンなど海外の古典から、江戸川乱歩、松本清張、綾辻行人ほか現代の国内作品まで網羅。今読むべき作品に出会える、最強のミステリ・ブックガイド!文庫化にあたり新たに解説3本と、杉江松恋氏との読書対談を収録。
目次 : お人好し探偵に乾杯―『ツール&ストール』大倉崇裕/ こういう本格が好きなんだ―『踊り子の死』ジル・マゴーン/ 火のないところでパズルを燃やせ―『試験に出ないパズル 千葉千波の事件日記』高田崇史/ 眩暈と地獄―『暗色コメディ』連城三紀彦/ 小説への頌歌―『八月の博物館』瀬名秀明/ 夢想の哲学―『原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿』篠田真由美/ 華麗なる名作―『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティー/ 極上のプレグナント・ミステリ―『バルーン・タウンの殺人』松尾由美/ “はかり知れないもの”への供物―『囲碁殺人事件』竹本健治〔ほか〕
【著者紹介】
有栖川有栖 : 1959年生まれ。大阪府出身。同志社大学法学部卒。89年『月光ゲーム』で作家デビュー。書店勤務を続けながら創作活動を行い、94年作家専業となる。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。1992年に始まった、推理作家・有栖川有栖と犯罪学者・火村英生のコンビが活躍する「火村英生(作家アリス)シリーズ」は、今も人気を誇り、18年に第3回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Tetchy
読了日:2023/09/20
HANA
読了日:2022/04/23
涼
読了日:2023/02/26
藤月はな(灯れ松明の火)
読了日:2022/07/14
タカギ
読了日:2022/05/04
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .