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論理仕掛けの奇談有栖川有栖解説集

Arisu Arisugawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041088142
ISBN 10 : 4041088143
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan

Content Description

松本清張、アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、綾辻行人、皆川博子…。本格ミステリのプロフェッショナルが愛を持って執筆した、宝石のような名作の解説を47本収録!有栖川有栖作家デビュー30周年を飾る記念碑的解説集!!

目次 : お人好し探偵に乾杯『ツール&ストール』/ こういう本格が好きなんだ『踊り子の死』/ 火のないところでパズルを燃やせ『試験に出ないパズル 千葉千波の事件日記』/ 眩暈と地獄『暗色コメディ』/ 小説への頌歌『八月の博物館』/ 夢想の哲学『原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿』/ 華麗なる名作『オリエント急行の殺人』/ 極上のプレグナント・ミステリ『バルーン・タウンの殺人』/ “はかり知れないもの”への供物『囲碁殺人事件』/ 華麗にして強靭『時の密室』〔ほか〕

【著者紹介】
有栖川有栖 : 1959年生まれ。大阪府出身。同志社大学法学部卒。89年『月光ゲーム』で作家デビュー。書店勤務を続けながら創作活動を行い、94年作家専業となる。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。推理作家・有栖川有栖と犯罪学者・火村英生のコンビが活躍する「火村英生(作家アリス)シリーズ」は、開始後25年を超える今も人気を誇り、18年に第3回吉川英治文庫賞を受賞。19年に作家デビュー30周年となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    有栖川 有栖は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、著者作家生活30周年、ミステリ文庫解説集でした。著者らしく論理的で緻密で読み応えがありますが、取り上げられている作品の内8/47しか読んでいないのが、残念です。

  • さっこ

    有栖川さんが寄せた文庫解説の数々。読んだことのない作品がとても多かったけど、有栖川さんの解説を読むとどの作品も手に取ってみたくなります。あいかわらず有栖川さんの推理小説への愛が感じられました。

  • さっちゃん

    これまでに有栖川氏が書いた文庫解説を集めたミステリガイド。恥ずかしながら、氏と「マンツーマン読書会」ができるほど紹介されている本を読んでおらず、ただただ読みたい本が増えてしまいました。 読メユーザーには覚悟の必要な一冊かも(笑)。紹介されているのが未読の作品ばかりでも全く問題なく楽しめます。わかりやすくて、作品や作者、ミステリ全般への愛にあふれた本でした。

  • hanchyan@発想は間違ってない

    食欲のない時って、普段は大好物でも、漂う湯気を見ただけでゲンナリしたりする。けど、傍らにいる人物が「ん!とろける〜♪絶妙〜!」なんつって旨そうに食べるのを眺めてたら、なんとなく「一口だけ」と思い始めて、気づいたら自分もふつーに食べてた、的な。なんかそんな感じの本。一体、本格ミステリの感想をネタバレ無しで語るのって難しいもんなのに、そこはそれ、有栖川先生てばエッセイの名手であり解説の名手でもあるので、本書に取られたメニューが、やたらもう美味そうに思えます。どんだけ賞賛のボキャブラリー持ってんだ!っていう。

  • タカギ

    文庫解説だけを集めて本が出るなんて、さすが人気作家。そして書評家としてすごく信頼されている。作品と著者とに愛が感じられて、読んでいて安心できる。私も読みたい本がたくさん増えた。最初の解説が2002年で、書籍を検索しても在庫のないものがあって、さらに読みたくなる…。ジル・マゴーン、松尾由美、西澤保彦、結城充考、三沢陽一が気になった。私は自分がネタバレ平気なタイプだと思っていたけど、『樽』のネタバレ部分は一応飛ばしたので、平気じゃないのかもしれない…。

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