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ぼくたちが選んだ 2 創元推理文庫

Arisu Arisugawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488400651
ISBN 10 : 4488400655
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰もが一度は人生のなかで、忘れられない作品と出会ったことがあるのではないでしょうか。アンソロジーには、誰かが長い時間をかけてあつめたそれらがひとところに収められた、宝箱を見せてもらう愉しみがあります。当代きっての読書家である三人がお互いの “とっておき” をひとつずつ見せあいながら、時間をかけて編まれた二冊のアンソロジー。きっとあなたにとっても大切なものとなる、宝石のごとき一編と出会えるはずです。本巻では、安部公房、岡本綺堂、泉鏡花らの9編を収録。

【著者紹介】
有栖川有栖 : 1959‐。大阪府生まれ。『月光ゲーム』『女王国の城』『江神二郎の洞察』『マレー鉄道の謎』『赤い月、廃駅の上に』『濱地健三郎の霊なる事件簿』『日本扇の謎』『有栖川有栖の密室大図鑑』など著作多数

北村薫 : 1949‐。埼玉県生まれ。『空飛ぶ馬』『夜の蝉』『ニッポン硬貨の謎 エラリークイーン最後の事件』『鷺と雪』『いとま申して』『中野のお父さん』『水 本の小説』『詩歌の待ち伏せ』『ユーカリの木の蔭で』など著作多数

宮部みゆき : 1960‐。東京生まれ。『パーフェクト・ブルー』『心とろかすような マサの事件簿』『本所深川ふしぎ草紙』『龍は眠る』『火車』『蒲生邸事件』『模倣犯』『名もなき毒』『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』など著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tosca

    有栖川有栖、北村薫、宮部みゆきの3人が選ぶアンソロジー第2弾。9篇の短編全てが掘り出し物的な、自分では見つけられないような作品ばかり。一番気に入ったのは多島斗志之「低空飛行」。夕木春央「塔」は著者デビュー前の作品との事だけど、これも面白かった。そして巻末の3人の選んだ作品について語り合う読書も面白い。お得な1冊

  • Tanaka9999

    2025年初版、東京創元社の創元推理文庫。9編。『ハードシェル』翻訳もの。刑事のハードボイルドものかと思えば、なんと敵は、、それでも知恵と勇気で倒すのかと思ったら主人公も実は、、どうやらそのような作品を多く残している作者らしく、それを知っていたら筋がわかるのかもしれないが、知らなければちょっと驚きである。『塔』どういう空想的な話なのだろう。もっとハッピーエンド的に終わるのかと思えば、そうではないし、もっとも、目的を達して終わるからいい話ではある。

  • geshi

    『二〇〇二年〜』野球を知らない人の視点にすることでミステリに仕上がるのか。『パニック』ほんの小さなきっかけから殺人までいってしまう人生の陥穽が恐い。『檜山騒動』南部と津軽の対立そこまで詳しくやる?あまりに一本気すぎた男の悲劇。『低空飛行』一度時間を飛ばして謎を演出し時間を巻き戻して真相を明かす語り順の巧さが光る。『麻畑の一夜』ジャングルの湿度や闇の深さが伝わって来るホラー。『革鞄の怪』文章の読み下しが難しいが目に浮かぶ色彩は鮮やか。『塔』ファンタジーっぽさと合理性と変なバランスで色々解釈できそう。

  • くさてる

    @よりもバランスが良く好みの作が多くて楽しめました。初読の作家だったけどラストで声が出たのが田島斗志之「低空飛行」、既読だったけどやっぱり好きなクーンツの「ハードシェル」が良かったです。

  • だるま

    有栖川有栖、北村薫、宮部みゆきの御三方に寄る「とっておき」作品を紹介したアンソロジーの第二弾。今回も全て私の知らない作品だった。ただ、本格ミステリが含まれていている分、前作よりも楽しめた。宮沢章夫、多島斗志之、泉鏡花が良かったが、今作の目玉は未発表の夕木春央さんの『塔』。デビュー前の作品で、有栖川さん主宰の創作塾に通っていた夕木さんが、書いて差し出した物との事。異色作で、二回読んだが良く分からない。それなのに面白い。深い。やはり後々の『方舟』や『十戒』を生み出す要素を、素人時代から持っていたって事かなあ。

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