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鮫島の貌 新宿鮫短編集(仮)

Arimasa Osawa

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334077204
ISBN 10 : 433407720X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan

Content Description

孤高の刑事・鮫島の活躍を描いた短編全10本を収録。
シリーズ長編に描かれたのが「鮫島が関わった大事件」としたら、その合間に起こった人間くさい事件や奇妙な出来事がテーマとなっている短編集で、単行本刊行時に大きな話題となった。
「こち亀」の両津が登場するコラボ作、鮫島が新宿署に異動したばかりの頃の危機を描いた作品や、鮫島がサブキャラクターに回っている異色作ものもあり、実にバラエティに富んでいる。
鮫ファンならずとも必読の一冊!


【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年愛知県名古屋市生まれ。’79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。’91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞。’94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞。2001年『心では重すぎる』、’02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説協会大賞。’04年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞。’06年『狼花 新宿鮫9』で日本冒険小説協会大賞。’10年、日本ミステリー文学大賞。’12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説協会大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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鮫ファンが読まないとちょっと物足りないか...

投稿日:2021/04/10 (土)

鮫ファンが読まないとちょっと物足りないかも? 逆に鮫ファンは必読。

UG さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    長編が馴染みの新宿鮫だがこれは短編と云うよりショートショート、その一話一話にエッジが効いていて読ませる。あの有名漫画との意外なコラボ作品も絵面を思い浮かべると笑えるが違和感なく良く出来ている。ステンドグラスのピースのような輝きはひとつひとつが合わさって鮫島と云う男を形作っている。そうは云っても山椒は小粒でぴりりと辛いがそればかり口にしていると痺れてくる。やはりがっつり白米が欲しくなる。また長編で出会いたいものだ。

  • Tetchy

    全10編。「鮫島の貌」とはよく云った物だ。ここにはそれぞれの時代の、また関係者から観た、本編では描かれなかった鮫島の肖像がある。それぞれヴァラエティに富んでいるが、基本的に変わらないのは鮫島と云う男の深みだ。シリーズを重ねていくと、時に脇役が目立って影が薄くなることもあったが、やはり鮫島は鮫島。「新宿鮫」であることを再認識させられた。どれも30ページ程度の分量ながらもこれほど読み応えの深い短編集もない。まさにシリーズの22年間の熟成の結晶だ。その味わいは22年物のウィスキーに匹敵する味わいを放っている。

  • papako

    Readerにて。久々の鮫島!ちょこっとずつなんですね。あんな人やこんな人も登場。でも、やっぱり「まんじゅう」の桃井が好きです。やはり長編が読みたいなぁ。。。

  • ロッシーニ@めざせ正社員

    久しぶりの「新宿鮫」は短編集です。本編では退場してしまったキャラもいたり、違った視点から見た鮫島だったり。私は「幼な馴染み」「五十階で待つ」が好きですね。

  • 群青色

    すごい、キレキレな作品。一冊に10編も収まっている短編集なのに、1話1話過不足なくストンと落ちるところに落ちるような感覚が心地いい。鮫島さんら格好よすぎ…

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