アレンスキーの管弦楽作品を集めたもので、指揮はロシアもの権威とも言うべきスヴェトラーノフ。2曲の交響曲はどちらも小規模なものですが、チャイコフスキーの影響が強く、なかなか聞かせるもの。組曲などはもっとアレンスキー独自のテイストが凝縮された感じで、どれもなかなかにすばらしい曲ばかり。特に組曲第3番の夜想曲は美しさの極み。録音のほうは少し古いようなので、あまりいい状態とは言えず、中にはモノラルも混じっているようですが、アレンスキーの作品の魅力は十分に伝わってくる。

ノクターンが(op.36-3)が特に美しいです。複数の小品集から素敵な曲が集められています。

隠れた名曲であるアレンスキーの第2交響曲、これまでスヴェトラーノフ盤やその他ごく少数のディスクで愛聴してきたが、ついに新録音の名盤が誕生。目玉は第二楽章。チェロの緩やかなカンタービレに切ないほどの美しいハーモニーがついてくる。チャイ5やラフマニノフに関心のある方は必聴の一枚。第一交響曲はしばしば演奏の機会に恵まれるが、この2番は未だにスコアも未出版で、演奏の際は作曲者の手書きを借り出さなければならないと言う正に知られざる名曲。おすすめします。

とにかくいい曲!! いつか弾いてみたい!!

アレンスキー のピアノトリオ2番のワルツ部分に魅かれて他の曲も聴いてみたくなり購入しました。地方ではコンサートピースとしては取り上げられない曲なのでCDで楽しんでいます。

ドラマチックでロマンチックな交響曲第１番をはじめ、気性の荒かったというアレンスキイらしさを感じる管弦楽曲集。 歌劇『ヴォルガの夢』や歌劇『ナルとダマヤンティ』の全曲を聴いてみたい。

スヴェトラーノフにかかると、アレンスキーの知られざる交響曲も魅力的な名曲に聴こえるから不思議です。ロシアの大地を感じさせてくれ大好きです。

中々二台ピアノで第1〜4迄録音されているCDはないと思いますので…満足感ありました。やはりﾁｬｲｺﾌｽｷｰの影響を受けているﾛｼｱの作曲家って感じです。職人だ〜！！

ワーグナーやリストのような天才の毒が感じられるわけではないが、リリシズムに溢れた作曲家。例えてみればルノワールやセザンヌになれなかったピサロやモリゾといったところか。 天才の狂気に疲れた時に癒されたい向きにはお勧め。

スヴェトラーノフにかかると、アレンスキーの知られざる管弦楽曲も名曲に聴こえてくるから不思議です。