Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• きさらぎ

  読了日：2015/11/29

  恥ずかしながら初読み。こんなに有名な本なのに、今まで出会いがなかったことをもったいなく思った。”謎めいたところもそのまま日本語にした”とあとがきにあるが、訳者によってニュアンスが違うのだろうか？他の訳者のものと比べてみると面白いかも。忘れていた子どもの頃の気持ちを懐かしく思い出すとともに、少しもの悲しい気分にもなった。

• ❁Lei❁

  読了日：2025/08/15

  再読。王子さまはこの旅を通して、自分の心を満たしてくれる「何か」を探しているんだなあと思いました。夕日を眺めるしか楽しみのない小さな星で、悲しい日々を送る王子さま。そんな彼が旅先で出会うのは、称賛をねだるうぬぼれ屋や、財産を数える資産家などです。しかし、どれも王子さまにはばかげて見えます。最終的に王子さまが探し当てたものは、地位や名誉に関係なく、彼が心から好きだと思えるものでした。他人の評価ではなく、自分の「好き」を大切にすること。単純だけど、日常では忘れてしまいがちなことを、改めて思い出させてくれます。

• かいゆう

  読了日：2015/03/27

  子どもの頃に読んだ時は、小さな星の王子さまがいろんな星に訪れて、ファンタジーの世界が面白いと感じたと記憶していました。大人になった今、出てくる大人たちが滑稽に思えました。『大人ってへんだなぁ』と思う王子さま。王子さまの目線で読むと、確かに大人は変で、自分もその大人に染まっているところがあるかも。もっと心の目で、周りをよく見てごらんと言われているようでした。娘は、まだこの本が分からなかったみたい。何年か先に読んだら、また違った印象を受けるのだと思います。

• まみたす

  読了日：2014/09/15

  私の『星の王子さま』コレクションの中の一冊。青い鳥文庫がターゲットを小学生に設定しているのか、かなり児童文学っぽさを帯びていて、「大人って……どうせ……」という諦めにも似た感情が色濃く描かれています。全体的にも、王子さまやパイロットの感情が強く表面に出ているように感じました。　これまでずっと『星の王子さま』を読み続けてきましたが、この物語は子どものためのものでありながら、子どもには理解しきれない部分があると思っていました。だけど、発達段階に応じて絵本から全訳版へと変えていけば、ある程度まではすんなりと理解

• ❁Lei❁

  読了日：2016/08/10

  ふと読みたくなって再読。小学生向けとあって非常に読みやすい訳です。前に読んだときには気にも止めなかった言葉（あるいは自分が幼くて理解できなかった言葉）が、今になってなるほど感慨深い言葉となって響いてきました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します