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ISBN 10 : 4910770739
Content Description
ブッダの「苦(dukkha)」は「苦しみ」ではなく「生命に関する真理」。「苦(dukkha)」は、お釈迦様が発見した「生命に関する真理」です。それは、日本人がイメージする「苦しみ」とはニュアンスが異なります。「苦しみ」も「楽しみ」も含めて、「命」そのものが「苦(dukkha)」なのです。私たちは「楽しい」と感じるときもありますが、「楽しみ」には限界があります。そして、「ある苦しみ」を「別の苦しみ」に変えることが、「生きること」の正体です。この「苦(dukkha)」の真意を理解し、苦を滅する道を歩むことが仏道なのです。
目次 : 第1章 生きることは本当に「苦」なのか/ 第2章 「苦」の正確な意味を知るために/ 第3章 生命の法則、苦(dukkha)/ 第4章 ブッダの苦(dukkha)、その真髄/ 第5章 七つの苦と五取蘊/ 第6章 苦(dukkha)を乗り越える/ 第7章 実践・苦集滅道
【著者紹介】
アルボムッレスマナサーラ : テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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