Billion Dollar Babies: Trillion Dollar Deluxe Edition (2CD)

奇抜でシアトリカルなパフォーマンスでその唯一無二の地位を確立する”ミスター・ショック・ロック”、アリス・クーパー！ 彼が1973年に発表した全米No. 1アルバムにして大傑作『BILLION DOLLAR BABIES』が、発売50周年を記念したデラックス・エディション、その名も『BILLION DOLLAR BABIES: “TRILLION DOLLAR” DELUXE EDITION』となって登場！

こちらはアルバムの最新リマスター音源に加え、ライヴ音源やシングル・エディットなどを収録したボーナス・ディスク付2枚組CDエディション！

◆その奇抜でシアトリカルなパフォーマンスで、“ショック・ロック”という唯一無二のスタイルを確立し、ロック・シーンに50年以上に亘り唯一無比の存在感を放ち続けている稀代のロックンロール・パフォーマー、アリス・クーパー。2021年に発表した最近作でも全米トップ・アルバム・セールス・チャートで見事1位を獲得するなど、今もなお絶大な人気と圧倒的存在感を誇るレジェンド・アーティストだ。

◆1969年にバンド、アリス・クーパーとしてデビュー、その後バンドとして7枚のスタジオ・アルバムを発表、1975年にはソロ・アーティスト＝アリス・クーパーとして新たなキャリアを歩んでいった彼だが、まさにその1970年代前半、アリス・クーパーというバンドの勢いはとどまることを知らなかった。1971年から1973年までに発表した4枚のアルバムは連続でプラチナム・ディスクを獲得、「I'm Eighteen」や「School's Out」、「No More Mr. Nice Guy」や「Elected」といったトップ40ヒット曲を世に送り出すなど、様々な記録を打ち立てていたのだ。その70年代のヒット・アルバムの中から、全米NO. 1を獲得した1973年発表の傑作『BILLION DOLLAR BABIES』が、発売50周年を記念したデラックス・エディション、その名も『BILLION DOLLAR BABIES: “TRILLION DOLLAR”DELUXE EDITION』となって、2枚組CDと3枚組アナログ盤の2形態で登場する！

◆壮観なヘビ皮模様のジャケットをまとい、嬉々として破壊的なアリス・クーパーの6枚目のアルバム『BILLION DOLLAR BABIES』。「No More Mr. Nice Guy」や「Elected」といった大ヒット曲を収録するこのアルバムは、1973年3月にリリースされると瞬く間にヒットを記録、アメリカ、イギリスの両アルバム・チャートで首位を飾り、オリジナル・ラインナップにおいて絶頂期を象徴した作品だ。ハード・ロックとグラム・ロックとをシアトリカルに融合したそのサウンドと、富や堕落、そして名声の裏にある闇などテーマとした秀逸かつ不気味なリリックが、さらにその世界観を深遠にしている。

◆2枚組CDと3枚組アナログ盤という2形態でリリースされるこの『BILLION DOLLAR BABIES: “TRILLION DOLLAR” DELUXE EDITION』は、両形態とも、オリジナル・アルバムの新たなリマスター音源が収録されており、ボーナス・トラックとしてスタジオ・アウトテイク音源やシングル・ミックス音源、そして1973年のシビれるようなライヴ音源などが追加収録されている。さらに特筆すべきポイントとして、3枚組アナログ盤では、オリジナル・アルバムのヘビ皮財布デザインのテクスチャーを忠実に再現し、中に10億ドル札が押し込まれた見開きのケースに収納され、オリジナル盤を完璧に模した仕様となっている。

◆今作に収録されているボーナス・トラックは、「Coral Black Model T」や「Son Of Billion Dollar Babies」のアウトテイク、「Mary Ann」や「Hello Hooray」などの楽曲のシングル・ヴァージョン、そして当時イギリスのNME誌の付録としてソノシート盤に収録されていた「Slick Black Limousine」といった貴重な音源に加え、“Billion Dollar Babies”ツアーの中から1973年4月にテキサスで開催されたライヴの模様を収録した音源が収録されている。

◆また今作に同梱されているブックレットに掲載されているライナーノーツの中で、アリス・クーパーは「I Love The Dead」や「Sick Things」を制作した当時を振り返りながら、次のように語っている。
「俺たちはお互いを見合わせながら楽曲を書いていた。そして一行出来上がるたびに俺は、『おお、こりゃ世間が絶句するだろうな。おお、そうして嫌われるだろうな』ってよく言っていたものさ。しかし同時に、「I Love The Dead」を聴くと、それはまるでほぼエドガー・アラン・ポーの短編小説の世界なんだ。俺は、ヴィンセント・プライスが楽曲を歌うかのように楽曲を書こうと思ったんだ」

(メーカー・インフォメーションより)