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新訳 モンテ・クリスト伯 平凡社ライブラリー

Alexandre Dumas

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582769777
ISBN 10 : 4582769772
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自責に苛まれる復讐者エドモン・ダンテス。水平線に消えゆく船を見守る子どもたち。ただ絶望だけが残されるのか......。かつて船乗りだった男の、長い長い復讐の旅が終わる!

【著者紹介】
アレクサンドル・デュマ : 1802‐70。フランス19世紀を代表する劇作家、小説家。独学で演劇を学び、『アンリ三世とその宮廷』(1829)で一躍脚光を浴び、その後『アントニー』『キーン』などの傑作を続々発表。1835年頃から新聞連載小説を旺盛に執筆し、『モンテ・クリスト伯』『三銃士』などによって一大人気作家になる。生涯で『回想録』を含む230冊もの著作を公刊。2002年、遅まきながらフランス政府によって遺骨が偉人廟に移送された

西永良成 : 1944年富山県生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門はフランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tosca

    5巻読み終えた。前途有望、幸せの絶頂から陰謀により14年の地下牢生活を強いられた無垢な若者が大金持ちとなって復讐を果たす。ナポレオン失脚後の時代背景やパリの華やかな社交界を舞台に繰り広げられる壮大な復讐劇に酔いしれた数日間の読書は楽しかった。現代の読者から見ると、上手く行き過ぎと思える部分もあるが、そんな突っ込みは不要な位に、次々と金に糸目を付けず用意周到に計画された復讐の数々に時間を忘れた。ラストが近づいてきて現代人として不安になるのは、納得のいく終り方になるのかという事だが、う〜ん、さすがの名作である

  • Shun

    復讐者の罠に次々と敗れていく仇敵たち。ある者は嘘で築かれた名声に傷が付き家族は離散、絶望した主犯者は不名誉なピストル自殺によって幕を閉じる。またある者は秘匿し続けてきた犯罪の証拠を衆目の前で突きつけられ、同じく信用は失墜する。しかし長年の恨みが報われようとした時、モンテ・クリスト伯の胸中に後悔と懐疑の念が押し寄せる。惑う伯爵だったが復讐者が生まれたかつての独房を前にした時、信心深い彼の祈りが届いたのか最後の目的を果たしに前へ進む力を得る。かくしてエドモンの旅は終わり、新たな人生を手に船乗りは大洋を往く。

  • CHACK

    全5巻、読み終えてしまったー。刊行が始まったときは全巻出るのが待ち遠しかったのに、あっという間の5ヶ月だった。メルセデスが会話中に何度もエドモンの名を呼ぶのが印象深かった。神の思し召しで復讐を果たしたと言うエドモン・ダンテス。イフ城塞を訪れて自分のしたことが正当であったと追認するあたりに、何とも言えない消せない後悔を感じる。

  • 自分のしたことに責任をもつのが紳士だと思った。なんとも爽快な終わり方で、後世に多大な影響がありそうだと思った。生き生きしていた全てが。

  • たけのうみ

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