Books

私の音楽談義 中公文庫

Akutagawa Yasushi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122076730
ISBN 10 : 4122076730
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「音楽というものは、生活のなかにとり入れるものではなく、生活のなかからひきだすものです。」――やわらかい語り口による、クラシック音楽への誘い。

・芥川也寸志生誕100年記念企画。
・ロングセラー『音楽の基礎』と並ぶ、クラシック音楽入門書。
・本書は、楽譜をいっさい用いず、日本人とクラシック音楽の接し方を、平易かつユーモラスに解く。「談義」というに相応しい筆致。
・「リズム」「旋律」「ハーモニー」など、音楽入門としてのツボは押さえつつも、時折「脱線」する内容が、もうひとつの読みどころ。
・軽妙な文体とエピソード、喩えの面白さなど、現代音楽作曲家である著者の人柄が垣間見える。エッセイとしての妙味。
〈解説〉片山杜秀


《著者情報》
芥川也寸志(アクタガワヤスシ)
一九二五年東京に生まれる。龍之介の三男。四九年東京音楽学校研究科卒業。伊福部昭らに師事後、作曲家として「交響三章」「踊り」等を発表。五三年團伊玖磨、黛敏郎と「三人の会」を結成。その後、文化人会議平和賞・ザルツブルクオペラ賞などを受賞。主要作品には前記のほか、「絃楽のための三楽章」「オペラ『ヒロシマのオルフェ』」など。NHK大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマでも著名。また、「音楽の広場」「N響アワー」の司会など、テレビ出演でも親しまれた。八九年六十三歳で死去。

【著者紹介】
芥川也寸志 : 1925年東京に生まれる。龍之介の三男。49年東京音楽学校研究科卒業。伊福部昭らに師事後、作曲家として「交響三章」「ラ・ダンス」等を発表。53年團伊玖磨、黛敏郎と「三人の会」を結成。主要作品には前記のほか、「弦楽のための三楽章」、オペラ「ヒロシマのオルフェ」など。NHK大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマでも著名。また、「音楽の広場」「N響アワー」の司会など、テレビ出演でも親しまれた。89年六十三歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • trazom

    1959年出版の書籍が中公文庫化されたので購入。リズム/旋律/ハァモニィ/形式/楽器などの音楽談義が綴られている。戦後、クラシック音楽が普及し始める時代の背景を踏まえて読むと、著者の思いが伝わってくる。音楽教養主義・音楽権威主義を厳しく批判し、生活を通して音楽に接することを訴える。聴いて知ったかぶりをするのではなく「お弾きなさい。お吹きなさい」と演奏することを奨める姿勢にも共感。「君が代」のハーモニーに関する論考はとても面白かった。芥川・ソ連・労音・日本共産党の関係を解き明かした片山杜秀先生の解説も秀逸。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items