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「読まなくてもいい本」の読書案内 知の最前線を5日間で探検する 単行本

Akira Tachibana

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480816795
ISBN 10 : 4480816798
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

人生でもっとも貴重な資源は時間。「古いパラダイムで書かれた本」は、今すぐ捨てよう。

目次 : 1 複雑系(一九七〇年代のロックスター/ 「フラクタル」への大旅行/ 世界の根本法則)/ 2 進化論(一〇分でわかる「現代の進化論」/ 「政治」と「科学」の文化戦争/ 原始人のこころで二一世紀を生きる)/ 3 ゲーム理論(合理性とMAD/ 「行動ゲーム理論」は世界の統一理論か?/ 統計学とビッグデータ)/ 4 脳科学(哲学はこれまでなにをやってきたのか?/ フロイトの大間違い/ 「自由」はどこにある?)/ 5 功利主義(「格差」のある明るい社会/ 社会をデザインする/ テクノロジーのユートピア)

【著者紹介】
橘玲 : 作家。1959年生まれ。国際金融情報小説『マネーロンダリング』(幻冬舎)でデビュー。投資、経済、社会時評に関するフィクション、ノンフィクションのどちらも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    序文は読まなくていい本と言いながら、色んな分野を紹介していくスタイルだったので、読む必要のない本とはなに?と疑問に持った。しかし内容は面白い話だった。

  • KAZOO

    内容が題名と少し離れているような気がしました。5つの分野(複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義)についての内容を紹介しつつ様々な本もいくつかすすめておられます。ということで実態はこの分野についての解説が中心になっています。私は興味ある分野なので面白く読みましたが、題名だけで読んだ人は少し期待外れが・・・。

  • 夜間飛行

    ドゥルーズとガタリの言うリゾームは恐ろしく難解な概念らしいが、数学者のマンデルブロが見つけたフラクタルとほぼ同じだから彼らの本はもう読む価値がない? 本当にそうかな。たとえ両者が同じものを指すとしても、使う文脈が違えばやはり読む意義がありはしないか?…本書は、読まなくていいとすっきり割り切れない所も多かったけれど、各分野の概略を知るには助かった。男は多数の女とのセックスを求め、女は一人の男との関係を望むことが進化論で説明されてしまう(そして進化論者は差別に反対する人々から吊し上げられる)等、雑学も面白い。

  • えちぜんや よーた

    進化論とかゲーム理論など教科書を読むだけでは眠たくなりそうな話が、目が覚めるほど分かりやすかった。近・現代の先人が考えたことは、日常生活にも通じていてこんなにもおもしろいのか!「読むべき本」がかえって増えたw

  • 中玉ケビン砂糖

    、ドゥルーズ=ガタリの項なんか「リゾームとか要は複雑系のスモールワールドでしょ?」と断言してマンデルブロのフラクタル理論で片づけているあたり、ちょっと危うさを感じたが、そこも著者は馬鹿ではなく、それだけではどうしても説明できないことをふたりは言っているという逃げ道をちゃんと確保してるあたりが狡猾だなとなんとなく、あとは個人的事情で精神分析を現在進行形で体感している身としては、まだ頭の整理がついていないが「フロイトなんか基本的にダメでしょ」というのには若干の疑問を感じた、、、

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