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答え合わせ マガジンハウス新書

Akira Ishida (NON STYLE)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784838775279
ISBN 10 : 483877527X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
石田明 ,  

Content Description

“M-1 2008優勝”“生粋の漫才オタク”がはじめて語る「漫才論」「M-1論」「芸人論」


漫才師たちから絶賛の声、続々!!

博多華丸・大吉 博多大吉
「分析本の名を借りた、近代漫才の暴露本。ここまでバラすとは!」

ナイツ 塙宣之
「くそ! これ読んでたらNON STYLEに勝てたのに!」

令和ロマン 高比良くるま
「この1冊でNSC1年分の価値ありますけど逆に大丈夫ですか?」


本書は、漫才に対する分析が鋭すぎて、「石田教授」とも呼ばれている石田明さんが「漫才論」について語り尽くした一冊です。
「漫才か漫才じゃないかの違いは何か?」といった【漫才論】から、「なぜM-1ではネタ選びを間違えてしまうのか?」といった【M-1論】まで、漫才やM-1にまつわる疑問に「答え」を出していきます。
読むだけで漫才の見方が一気に「深化」する新たな漫才バイブルです。


【本書の内容】
・「偶然の立ち話」が漫才の原点
・結局、「ベタが最強」「アホが才能」
・ワイン理論──「くだらない」と言われるボケは強い
・M-1は「じゃんけん」大会から「何でもあり」大会へ
・令和ロマンに授けた「漫才身体論」
・賞レースで「ネタ選び」を間違えるワケ
・なぜM-1で「歌ネタ」は評価されにくいのか?
・「システム漫才」の意外な落とし穴
・YouTube・サブスク全盛期に「舞台」に立つ意味 …etc.


[目次]

1章●「漫才か、漫才じゃないか」への回答【漫才論】
「偶然の立ち話」が漫才の原点/真空ジェシカを筆頭に増えてきた「共闘型」/漫才の「噓」とどう向き合うか?/「漫才じゃない」の元祖ジャルジャルが見せた涙/結局、「ベタが最強」「アホが才能」/ワイン理論──「くだらない」と言われるボケは強い/“初下ろし”のネタが一番ウケる/関東か、関西か──「言葉」と「ネタ作り」……etc.

2章●「競技化」で漫才はどう変わったか?【M-1論】
面白いだけではダメ、上手いだけでもダメ/「二重奏」のスタイルが爆発したM-1決勝/M-1は「じゃんけん」大会から「何でもあり」大会へ/令和ロマンに授けた「漫才身体論」/「現場主義」でよかった2023年敗者復活/「連続出場は不利」を跳ね返した笑い飯/M- 1で「準優勝」が売れるのは……/賞レースで「ネタ選び」を間違えるワケ ……etc.

3章●「お笑いの得点化」という無理難題に挑む【採点論】
「5つの採点基準」で「各20点ずつ」つける/なぜM-1で「歌ネタ」は評価されにくいのか?/「見逃してもいいボケ」で4分間を駆け抜けたヤーレンズ/ボケは「量」と「質」どちらが重要か?/「つかみ」でお客さんの緊張をほぐす/「あーよかった、伏線回収できた」だけのネタは大減点/芸人審査と一般審査でどう結果が変わるのか? ……etc.

4章●路上から王者へ、挫折からの下克上【コンビ論】
姉に連れて行かれた劇場で「漫才」に魅了された/初のネタ披露は「修学旅行」/チュートリアル、麒麟、キングコング……立ちはだかった壁/「救い」になったブラマヨ吉田さんの言葉/年間50本のネタ作りは続ける/解散危機と再構築/「マクド」みたいな漫才をやっていく ……etc.

5章●漫才、芸人、お笑いの明日はどうなる?【未来論】
今の若手は「見せ方」が足りない/自虐ネタ、ハゲネタ……時代の変化とお笑いについて/「システム漫才」の意外な落とし穴/もう一度「漫才ブーム」「お笑いブーム」は来るのか?/今、注目の若手漫才師/大学お笑いは「狭い国から来たふてぶてしさ」がいい/YouTube・サブスク全盛期に「舞台」に立つ意味 ……etc.


《著者情報》
石田明(イシダ アキラ)
お笑いコンビ「NON STYLE」のボケ、ネタ作り担当。
1980年2月20日生まれ。大阪府大阪市出身。中学時代に出会った井上裕介と2000年5月にコンビ結成。神戸・三宮でのストリート漫才で人気を博し、baseよしもとのオーディションに合格してプロデビュー。2006年「第35回上方お笑い大賞」最優秀新人賞受賞、「第21回NHK新人演芸大賞」演芸部門大賞受賞、2007年、NHK「爆笑オンエアバトル」9代目チャンピオン、2008年「M-1グランプリ2008」優勝など、数々のタイトルを獲得。2012年、2013年、2年連続で「THE MANZAI」決勝進出。「M-1グランプリ2015」では決勝の審査員を、「M-1グランプリ2023」では敗者復活戦の審査員を務めた。2021年から、NSC(吉本総合芸能学院)の講師を務め、年間1200人以上に授業を行っている。
ゲストの芸人とともにお酒を飲みながら漫才論や芸人論などを語るYouTubeチャンネル「NON STYLE石田明のよい〜んチャンネル」も人気。

【著者紹介】
石田明 : お笑いコンビ「NON STYLE」のボケ、ネタ作り担当。1980年2月20日生まれ。大阪府大阪市出身。中学時代に出会った井上裕介と2000年5月にコンビ結成。神戸・三宮でのストリート漫才で人気を博し、baseよしもとのオーディションに合格してプロデビュー。2006年「第35回上方お笑い大賞」最優秀新人賞受賞、「第21回NHK新人演芸大賞」演芸部門大賞受賞、2007年、NHK「爆笑オンエアバトル」9代目チャンピオン、2008年「M‐1グランプリ2008」優勝など数々のタイトルを獲得。2021年から、NSC(吉本総合芸能学院)の講師を務め、年間1200人以上に授業を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    2018年より岡村隆史のオールナイトニッポン内でM-1答え合わせを行い、近年はNSCの講師を務めて先生、教授とも呼ばれているNONSTYLE石田さん。 先日はM-1の審査員をされていましたね。あの短時間で理路整然なコメント、言語化能力が凄いなと思いました。本書は、漫才論、M-1論、採点論、コンビ論、未来論の5つ。理論的な考察の漫才バイブルは勿論の事、自身の事、相方の井上さんの事にも触れられていて良かったです。

  • 岡本

    Kindle。NON STYLEの石田さんによる漫才や芸人を分析する一冊。自身のYouTubeチャンネルで他の芸人と話している内容も多分に含まれており、お笑い好きにはオススメ。先日、今年のM-1の審査員を務める事が発表されたが本書を読んだ上でどういう点を付けるのか楽しみ。

  • あらたん

    NONSTYLEの石田さんが笑いの構造などについて語り尽くした本。NONSTYLEがストリート出身だってことは知らなかった。王道の漫才をしているように感じてたからてっきりNSC出身だと思っていた。 僕らを楽しませてくれる漫才師も裏ではとてもいろんなことを考えてるんだなあと、できる人はどの業界でも一緒なのだろうなーと思った。

  • akihiko810/アカウント移行中

    お笑いコンビ「NON STYLE」石田が語る、芸人論、漫才論、M-1論。印象度A  よくぞここまで分析、言語化したもので、そして「余すところなく」語った本だと思った。 それだけでなく、自身のコンビ結成や、「漫才以外ではウケない」というスランプ時期、コンビ解散の危機まで、と本当に「お笑いについて語りたいこと」全部が書かれていると思った。 石田はM-1(決勝)の審査員のイメージだったが、「ほかに適任者がいる」とそこまで乗り気ではないのは、初耳だった。 お笑いに詳しくなるなら必読の本

  • gtn

    拍手受けを得るのは容易いと著者。ただただ長く高速でしゃべり続けて、少し溜める等「緊張と緩和」を作ることで生み出せると、その仕掛けを明かす。だが、真の拍手受けがあった場合の快感を味わいたくて、著者は今もライブ志向。一方、相方の井上は、できるだけテレビに露出したいタレント志向。NON STYLEが未だに人気なのは、そのギャップから生まれる凌ぎ合いにあると思う。

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