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95歳まで生きるのは幸せですか? Php新書

Akira Ikegami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569836751
ISBN 10 : 4569836755
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「老後」と呼ばれるほど長生きできたとしたら、生きているだけで儲けもの。老人らしく生きる必要はない。自分らしく生きよう―。波瀾万丈の人生を送ってきた95歳の作家、瀬戸内寂聴に、ジャーナリストの池上彰が「老後の心構え」について聞く。超高齢化社会を迎える日本で、長生きすることは本当に幸せなのか?誰もが避けることのできない「老い」や「死」について考える。

目次 : 第1章 歳をとってわかったこと/ 第2章 寂聴さんが池上さんに聞きました。「トランプ大統領で、日米関係はどうなりますか?」/ 第3章 池上さんが寂聴さんに聞きました。「長生きは、幸せですか?」/ 第4章 寂聴さんが池上さんに聞きました。「男たちはなぜ、恋も革命もしなくなったのでしょう?」/ 第5章 池上さんが寂聴さんに聞きました。「子どもたちはなぜ、自ら命を絶つのでしょう?」/ 第6章 「老い方のレッスン」を始めませんか?

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年、徳島市に生まれる。作家、僧侶。東京女子大学卒業。1957年、『女子大生・曲愛玲』(新潮社)で新潮社同人雑誌賞、1961年、『田村俊子』(文藝春秋新社)で田村俊子賞、1963年、『夏の終り』(新潮社)で女流文学賞受賞。1973年、平泉中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。1974年、京都・嵯峨野に「寂庵」を開く。1992年、『花に問え』(中央公論新社)で谷崎潤一郎賞、1996年、『白道』(講談社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞

池上彰 : 1950年、長野県に生まれる。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。慶應義塾大学卒業後、1973年NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。1994年より11年間、『週刊こどもニュース』でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年にNHKを退職し、フリーのジャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パフちゃん@かのん変更

    95歳まで生きるのが幸せかどうかは人によるし、条件によると思う。寂聴さんはこれまでやりたいことはやってきたし、いつ死んでも悔いはないくらい達観していらっしゃる。95才でも頭脳明晰でお金の心配もなく、家族ではないが身の回りのことをあれこれやってくれるスタッフもいるし、何の心配もないのではないでしょうか。88歳で腰椎の圧迫骨折の激痛に悩まされたというのがお気の毒だが、普通のお年寄りよりはうんとお元気だと思う。対談も分かりやすくて良い。出家して男は断ったが、酒も肉食も楽しんでおられる。

  • もぺっと

    これから日本は超高齢化社会になるのに、国の制度が追いついていかないという状況に不安を感じる。医療の発達などで、長生きできるというのはすばらしいが、問題も多い。寂聴さんの、90過ぎてからはどんどん弱くなってきたという言葉がしみじみとしていたが、まだまだユーモアもあり気力も衰えていない感じがする。佐藤愛子さんとともに、これからも若い人たちに様々な意見を発信していただきたい。

  • ほのぼの

    ドキッとさせられるタイトル。当時95歳の瀬戸内寂聴さんが長生きは「幸せじゃない」と断言している。「人間は、ある程度、体力がなくなったら死んでいくべきなんです。」との言葉が潔い。

  • 瀧ながれ

    瀬戸内寂聴氏と池上彰氏の対談を中心とした本。長生きと老後、現代(2017年、アメリカの大統領がトランプ氏になった年)の国内外の状況などが語られるが、このページ数でこれほど茫洋としたテーマでは、あまり印象に残るところがない、物足りない読後感であった。いろんなことに興味の気持ちが伸びる寂聴氏に対して、説明はするが結論の断言は避ける池上氏では、食い足りないのは仕方ないのかな。この一冊を目次にして、テーマごとに続編を語ってもらうか、いろいろな専門家に寂聴氏と組んでもらうか、も少し広げていただきたいところですが…。

  • 「わかりやすさ」を追求してきた池上さんが、自身の確立した(としても過言ではない)「解説」というジャンルの影響力にジレンマを感じていることが窺えた。▼文脈力って、文章を発信した方の解釈で容易に置き換えも可能だから、あまり信用できない。でも、すぐムキになる「揚げ足とり中毒」の人が増えたのは本当かもしれない。▼「過去は既に捨てられ、未来はまだ来ていない」昔の人は達観している。今を生きよう。

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