Books

知的再武装 60のヒント 文春新書

Akira Ikegami

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166612543
ISBN 10 : 4166612549
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人生で最も役に立つのは、達人が明かす極意です。本書は60の極意から成っています。
人は人生において、二つの大きな転換期を迎えます。一つ目は45歳の人生の折り返し地点です。そこで重要なのは「知的再武装」をすることです。「知的再武装」はよりよく生き、よりよく死んでいくための、人生の必須課題です。では、「知的再武装」で、何をどう学ぶべきか。その点について、二人の勉強の達人が、秘中の策を惜しげもなく教えてくれる。時間は有限な財産であるから、そこでやってはいけないこともある。それは何なのかも明言してくれます。もちろん、稀代の読書家の二人なので、厳選した読むべき書籍も推薦してくれます。それだけなら、よくあるガイド本でしかありません。二人が提案するのは、学び直しに当たって、何を準備すればいいのか、いかにして継続させるのかです。そのための方策は細部にわたります。記憶力の上げ方や、映画・小説は当然のこととして、時代劇ですら、どうすれば勉強の対象になるかを開陳してくれます。
二つ目に重要なのは、60もしくは65歳で定年を迎えてからです。実は、ここに人生の最大の正念場が待ち構えています。それを「60の壁」と二人は呼びます。ここでの対処を間違えると、その後の人生はかなり惨憺たるもにしかなりません。会社の再雇用は受けるべきなのかどうか。二人は受けるべきではないとします。そして最大の関門は、家庭です。ビジネスパーソンが家庭に入り込むのがどうして難しいことなのかを本書は明らかにします。それを乗り越えるには三つの対話術があります。定年から95歳までの長い長い第二の人生を、心の健全さを保ちながら生きていくためにどうすればいいのか、本書はその知恵を授けてくれます。そう、これは「知的再武装」の知恵がギュギュッと詰まった本なのです

【著者紹介】
池上彰 : 1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。73年NHKに入局。94年から11年間にわたり「週刊こどもニュース」でニュースを解説し、人気を博する。2005年NHKを退職後、作家、フリージャーナリストとして活躍。著書多数

佐藤優 : 1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館などに勤務。その後、本省で主任分析官として活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴。09年有罪確定(懲役2年6カ月、執行猶予4年)。13年に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
個人的に尊敬している二人が、人生の後半か...

投稿日:2021/04/15 (木)

個人的に尊敬している二人が、人生の後半からどう学べば良いのかを指南してくれる本です。学校の教科書なども紹介していてジャンルに囚われていない所が流石です。

ヂユウ さん | 秋田県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO

    45歳という年齢はもうとっくにすぎ去っているのですが、このお二人のこのような本には啓発されるところが多く参考にさせていただいています。60のヒントのほかにここではいくつかの本が参考に挙げられています。とくにKGBスパイ式記憶術という本が興味を惹きました。また聖書の翻訳には世界の状況が反映されるということで新訳の聖書を読まねばという気持ちになりました。

  • gonta19

    2021/1/21 Amazonより期間限定セールにて880円(264pt)でDL購入。 2023/1/17〜1/26 45歳を人生の折り返し点とし、その後にどのように知的活動を行うかについて、60個のテーマについて書かれている。好奇心をいつまでも持ち続ける、ということは大事なんだと再認識。

  • あすなろ@no book, no life.

    題名にサブタイトルを付けるとすると、45歳前後と60歳前後という節目にどうすべきか?だろう。各々のタイミングにおいて、自分の限界を知り、何を諦めて、何を伸ばすかが重要だとお二人は説く。しかし、両節目に於いても重要なことは意外に共通していると思えた。好奇心・誰とも会話をしない、話しかけられないで済む場所作りで読書に励む等。勉強法やそれに付随する生活譚はこのお二人からいつも勉強になる。そして、教養とはズバリ適切な場面で立ち止まれること、と仰っている。その為の研鑽の日々なのだということであろう。

  • Book & Travel

    このお二人の本は何冊か読んでいるが、「45歳は重要な折り返し地点」の言葉につい手に取った。限りある時間の中で何をどのように学ぶか、知の巨人同士の対談は凄すぎて真似できない所も多いが、やはり刺激を受ける。特に本の読み方やお薦めの名著、脱線しながらも盛り上がる社会情勢の見方は興味深い。しっかりした知識を持つことは、怪しげな情報に惑わされず物事を判断でき、時間を有意義に使って豊かな人生を送ることに繋がる。仕事でも趣味でもこれまで得たことを整理し、これから何に力を入れていくか、改めて考えるきっかけにできそうだ。

  • kawa

    「45歳の折り返し地点と60歳の壁をいかに乗り越えるか」の帯。はるか60オーバーで、読書メーター等を助けを借りて「何とかなったかも自惚れ」としてはお気軽読書。参考になること、そうでもないこと切り分けて面白読了。仕事以外のコミニュテイを持つ、60代は夫婦で旅行等には、経験上激しく同意。そもそも家庭という有機体には、お父さんの居場所はなく弾き出される存在には、笑えるけれどスリラー、確かにと思う。45〜60歳の後輩諸君の道は険しい。少しでも心配なおじさんたちにお勧めの一冊かも。私も機会を見て再読したい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items