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池上彰の世界の見方 中南米 アメリカの裏庭と呼ばれる国々

Akira Ikegami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093888714
ISBN 10 : 409388871X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

地峡で有名なパナマは、アメリカが運河を支配するために独立させた国だった。キューバにある米軍グアンタナモ基地。独立時に押しつけた取り決めにより、アメリカは永久に借りられる。キューバと関係を深めるグレナダを、アメリカは「自国民保護」を理由に侵攻。親米政権を樹立した。「ブラジルのトランプ」と本物のトランプの共通点とは?フェイクニュースが原因!?ブラジルの日系人の抗争。アメリカ観が一変する「中南米講義」!

目次 : 第1章 欧米に従属させられた中南米の歴史/ 第2章 アメリカにたてつくキューバと非核化の動き/ 第3章 アメリカは何をしてきたのか/ 第4章 中国と関係を深める現在の中南米/ 第5章 アルゼンチンとブラジル、対立と和解/ 第6章 「勝ち組」「負け組」抗争があったブラジル

【著者紹介】
池上彰 : 1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすい解説で人気を集める。2005年NHKを退職し、フリージャーナリストに。現在、名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、関西学院大学、日本大学、順天堂大学、東京大学などでも講義する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 33 kouch

    地政学的にどうしても米の影響は受ける中南米。表向きには正義の味方の米も、中南米視点に立つとその横暴ぶりは凄まじい。グレナダ侵攻…助ける米人なんて本当はいない?ただの口実。しかも米だけだと「侵攻」になっちゃうからカリブ諸国巻き込んで多国籍軍として戦うとか…運河が欲しいのでコロンビアからパナマを独立させるとかなんかエグい。池上さんの主観を差し引いても酷い。今回は米がヒールになっているが、その裏の顔には中露のときよりもショックが大きい。そのくらい米は今では世界の中心。正義が勝つ、でなく「勝つのが正義」なのか

  • 本作も安定の面白さ。結構知らないことが多かった。モンロー主義は相互不干渉主義、ではなく「俺の裏庭に手を出すな」ということ。なるほどそれなら今日までのアメリカの行動と辻褄が合う気がする。そしてその「裏庭」にしてきた仕打ちがエグい(詳細は本書にて)。中国の債務の罠とか全然マシじゃね?と思うほど。むしろ借りる方も悪くね?とか思っちゃう。遠隔地ナショナリズム(故郷を離れるほど郷土愛が強まる)は身に覚えがありすぎる。池上永一のヒストリアの予習にいい本かもしれない。

  • kan

    中南米といっても広いし、支配してきた国も様々だし、抱えている課題や政治体制もどんどん変化するし、池上さんはどうまとめるのか興味津々だったが、あちこちに飛びがちな話題をおさめる手腕はさすが!様々な事実を大きな視点で繋げて俯瞰させてくれるので、入門書ながら非常に勉強になった。特に、米国はもちろん中国との関係もアップデートされているのと、ボルソナーロからルーラへ代わると中南米のGDP上位6か国が左派政権となる、新しいpink tideとも呼ばれる趨勢には注目したい。生徒はもう少し元気があるといいと思った。

  • ちくわ

    【♪】audibleは新しき潮流に見えるが、先祖返りにも思えた。一時期営業を経験したが、ラジオしか無い営業車だったので移動中はずっと聴いてたな…。audibleはシン・ラヂオなのかも。 では感想を…冒頭のテキサス州併吞の話で惹き付けられた。中南米の歴史とは、欧米の欲望と暴虐=先進国のエゴの歴史か?だからと言って資本主義反対!革命!とも思えず、弱肉強食の帰結であり、力無き者が屈服させられる自然の摂理とも感じる。日本は極東の島国だが蹂躙はされなかった…幕末〜明治における先人達の奮闘の賜物だろう。感謝しかない。

  • mintia

    中南米諸国に馴染みがなかったが、この本を読んで色々と勉強になった。発見された当初はヨーロッパ次はアメリカにめちゃくちゃにされた歴史があった。現在ロシアのウクライナ侵攻が問題となっているが、アメリカはそれ以上に酷いことをしていると思った。

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