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ニュースの大問題! スクープ、飛ばし、誤報の構造

Akira Ikegami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865810165
ISBN 10 : 4865810161
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan

Content Description

新聞、TVのニュースはなぜ真実と思いこみ、誤報があるのか?

朝日新聞の「慰安婦問題」の誤報、福島原発の「吉田調書」のスクープ→大誤報、そして
池上連載コラム掲載拒否、この3つの事件をめぐって、2014年はマスコミに対する不信感、
ブーイングが乱れ飛んだ。ニュースはそもそも偏向している、都合の悪いことはなかなか
書かない、といった批判も、じつは報道という世界の仕組みや考え方を知らないからだと
著者はいう。池上彰がNHK記者としての実体験を踏まえて解説するニュースの裏側!
ふだん見ているニュースはこんなふうにつくられていた!公平中立なメディアはあるか、
スポンサーはどこまで力をもっているのか、ニュースは国益を考える必要があるのかなど、
さまざまなニュースの大疑問に答える!!

【著者紹介】
池上彰 : 1950年、長野県に生まれる。ジャーナリスト。東京工業大学リベラルアーツセンター教授。信州大学・愛知学院大学特任教授。慶應義塾大学卒業後、NHKで記者やキャスターを歴任。1994年より11年間「週刊こどもニュース」でお父さん役をつとめる。2005年からフリージャーナリストとして多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かず

    ★★★★オーディオブック。ニュースの裏側、特に記者の立場について特化した内容。ニュースに限らず、情報との向き合い方について考えさせられた。終盤ではネット情報のみで発信・批判する現代人たちに警鐘を鳴らす。読書メーターにつながる我々は、読書リテラシーを磨き、溢れかえる情報とうまく付き合っていきたい。

  • なかしー

    色々な利権やしがらみがあるんだなぁ…(染々) 他人ごとだと思っていると痛い目あいそう。 それぞれ新聞社やテレビ局によって寄り処(協力のスポンサー絡み)が違い、大事なことは異なるから表現の仕方が変わってくる。 情報は加工される。 テレビの場合:実際起きた当事者(第一情報)→取材者(第二情報)→編集者(第三情報)→報道者(第四情報)→視聴者 これだけの手が掛かった情報なんだから誤報?と言うか、伝わり方が変わってしまう恐れがあることを気を付けておかないと‼️

  • 1.3manen

    ニュースというのは、空気みたいなもので、なくてはならないもの(2頁)。あり過ぎても取捨選択が難しいけどね。飛ばし記事とは、事実にもとづかない大げさな記事(18頁)。国道19号沿線のやぶはら食堂の脱税7000万円脱税(『週刊現代』講談社12月12日号)には度肝抜かれたけどね。飛ばしではないと思うけど。商工会も警察も、何のことやら? とおとぼけになられたけどね。池上氏は、真実とは人間は絶対にたどり着くことができないものという(41頁)。

  • なつ

    池上さんのマスコミ論。マスコミの構造と記者の特性の二点を述べられます。知らない情報も多くて面白かったです。マスコミの構造関連では私が思っていた以上に情報の確度が必要なのに驚いたし、ネトウヨが書くマスコミ韓国支配説に納得感が高い反論を展開して流石です。記者の特性なら、これまでNHKで地方、警視庁、こどもニュースなどを経験し、独立後に様々なメディアでキャスターやコラムニストを務めた池上さんだからこその裏話もあって、ニュースの問題点とマスコミの利点を学ぶことができました。やっぱり池上さんの解説はバランスがいい。

  • mazda

    それなりに読みがいのある本です。新聞はテレビと違って中立を保つ性格のものではないので、A日やM日のように嘘八百を並べても構わない、言うなれば趣味で書かれた出版物ということです。なので、真実が書かれているかどうか、読者が判断するための教材だと割り切って読むことが大切だと思います。どんな記事が一面トップなのかについても、必ずしも重大だからということではなく、あくまでも新聞社の意向ということです。何が本質なのかを見極めながら、報道に触れることができるようになりたいと思う今日この頃です。

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