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ISBN 10 : 412150738X
Content Description
高校で文系と理系に振り分けられ、結果、理系の知識が乏しい人たちが社会を動かす官僚や政治家などになり、一方の理系学生といえば、世の中のことに無関心で、興味あることだけに取り組みがちだ。しかし、「これではいけない。日本のリーダーにもっと理系の人材を」。2011年、そんな思いを込めて東工大は「リベラルアーツセンター」を発足した。あれから10年。日本中から注目を浴びる東工大の挑戦のすべてをここに明かした。
目次 : もっと理系のリーダーを―はじめに/ 第1章 教養は必要なのか?(強烈な違和感/ 東工大でのストーリー ほか)/ 第2章 「とがる」ために必要なもの(「とがる」ことの難しさ/ MITのハック ほか)/ 第3章 パッションと志のリベラルアーツ教育へ(コロナ対策のていたらく/ ミスマッチ感から“神”の領域へ? ほか)/ 第4章 鼎談 どうしたら日本社会でリーダーが育つか?(池上彰×上田紀行×伊藤亜紗)(リーダーと言葉の力/ 教養を再定義する ほか)
【著者紹介】
池上彰 : 1950年長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、NHK入局。2005年からフリーとなり、テレビ出演や書籍執筆など幅広く活躍。現在、東京工業大学特命教授・名城大学教授など、計9大学で教える
上田紀行 : 1958年東京都生まれ。文化人類学者。東京工業大学教授リベラルアーツ研究教育院長。医学博士。東京大学大学院博士課程修了。東工大においては、学生による授業評価が全学1200人の教員中1位となり、2004年に「東工大教育賞・最優秀賞」を受賞
伊藤亜紗 : 1979年東京都生まれ。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授。東京大学大学院博士課程修了(文学博士)。専門は美学。著書に『記憶する体』はサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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