Kono Yo No Kagiri

キーワードは鍵盤、ジャズ、etc..「なんでこんなに良いロックバンドを今迄知らなかったのだろう?」...と思わせる1枚！

最近で言えば、蔦谷好位置やヒャダインらがつむぐ、ピアノ〜キーボードをフィーチャーしたクラブ流れのロック＆ポップスや、カルメラや TRI4TH らが叩きつけるホーン系ジャズロック、さらには少し前のオリジナルラヴや椎名林檎・東京事変などを、少し乱暴にいっぺんにジューサー・ミキサーでシェイクしたあとに、その旨味成分をさらにギュっと凝縮して、そこに4人のメンバーのエキスをたっぷり注ぎ込んだらこんな音楽になりました...と、前置きまで乱暴になりましたが、アカシアオルケスタの音楽性を知らない人に何とか言葉で伝えるとしたら、これも一つの方法かなと思う。
そんな彼らのニューアルバムのタイトルは『コノヨノカギリ』。このアルバムでもし始めてこのバンドを聴いたのならば、あなたは思うかもしれない。「なんでこんなに良いロックバンドを今迄知らなかったのだろう?」...と。
妖艶さと少女性、力強さと柔軟性、自己矛盾を行ったり来たり、多彩な表現力を駆使するヴォーカリスト・藤原岬を中心に、圧倒的な演奏力を誇るピアノ／ベース／ドラムの男性スリーピースが、縦横無尽に、いとも簡単そうにジャズ、ラテン、ロック、ポップスのフィールドの垣根を飛び越えていく。“♪生まれて 結んで 千切って 泣いて 今夜はこんなワルツを…”「言ノ葉」より...藤原岬が綴る歌詞にも、特に同性ファンから強い支持を受けていることや、Key 西村広文など、メンバーのルックスにも注目が集まっていることも付け加えておこう。

＜PROFILE＞
Vo.藤原岬 Key.西村広文 Ba.佐野優 Dr.北川慶祐 の4人から成るバンド。
ロックを根底にしながらも個々の独創性を生かしたジャンルにとらわれない多面性を持つ音楽を展開。圧倒的な演奏力・パフォーマンス共に絶大な支持を受けている。
インディーズ時代からこれまでに『タイクツシノギ』『メカシドキ』『ヒョウリイッタイ』など、アルバム5作品、シングル4作品、ライブDVD2作品をリリース。
2017年7月に日本コロムビアよりベストアルバム『ヒトクギリ』をリリース。またメンバーそれぞれが様々なアーティストへの楽曲提供やサポートミュージシャンとしても活動している。


(メーカー・インフォメーションより)