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チムニーズ館の秘密 創元推理文庫

Agatha Christie

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488105532
ISBN 10 : 448810553X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【名作ミステリ新訳プロジェクト】偶然出会った友人からバルカン半島の小国の元首相の手記をロンドンの出版社に届けて欲しいと頼まれたケイド。冒険心をくすぐられ引き受けたが、実は友人からの頼み事はもうひとつあった。イギリスでも有名な大邸宅チムニーズ荘に滞在中の婦人に、あるものを届けて欲しいというのだ。折しもチムニーズ荘では政府の高官や経済界の大物が集まるなか殺人事件が発生、ケイドも巻き込まれるが‥‥。ミステリの女王の冒険活劇、新訳で復活。

【著者紹介】
アガサ・クリスティ : イギリスの作家。1890年生まれ。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編と短編集あわせて100冊を超す作品を発表した。71年には長年の功績により、大英帝国勲章(DBE)を授与された。“ミステリの女王”たる彼女の創造した名探偵には、エルキュール・ポワロやミス・マープルなどがいる。76年没

山田順子 : 1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • seacalf

    読友さん達の感想に惹かれて。若かりし頃のクリスティの魅力がいっぱい詰まったあらゆる要素たっぷりの冒険活劇。舞台は欧州各国の名士で滞在したことがない者はいないとまで言われる歴史あるチムニーズ館。英国貴族、さる国の男爵、優麗・優艶なレディ、宝石泥棒、鈍重に見えて切れ者の警視、個性豊か過ぎる登場人物達それぞれの軽妙な会話が愉しい。これだけ非日常感たっぷりの舞台装置が揃っていると思う存分読書が楽しめる。ラストは壮大にロマンチック。上條ひろみさんの解説が作品の面白さを端的明瞭に紹介していて読後感をさらに良くする。

  • 本の蟲

    タイトルだけは聞き覚えがあった、クリスティ初期の作品。予想されたミステリ要素はもちろん、国際犯罪に王位継承をめくる陰謀に男女のロマンスと盛り沢山。好きなもの全部詰め込みました、といった感。洗練されてはいないので、作者に共感できるかが評価の分かれ目。人物も多く、後に他作品で活躍するというバトル警視初登場作品らしいが、この人出てる作品いずれも未読だった

  • 紫陽花

    南アフリカで友人の代わりにある小国の元首相の手記とある女性の手紙を届けるため、イギリスに来たケイド。しかし手記を狙う不穏な輩、手紙はホテルで盗まれる、手紙の女性が滞在しているチムニーズ館では来賓が殺される事件が発生、と次々と起こる。 政治・外交問題、過去の事件との関連性、人間関係などを整理するため読むのが少し手間かかりました。 しかし、散りばめられた謎、緊迫感のある駆け引き、絶妙な会話テンポ、終盤に明かされる真実による怒涛の展開の高揚感と爽快感は流石クリスティー。最高でした。

  • ぱに

    映像化作品はいくつも見てきたけど読んだのは初めてのアガサ・クリスティ。めちゃくちゃおもしろかったー!新訳ということもあってかものすごく読みやすいし軽快でテンポがいい。なにより登場人物が魅力的!ケイドもヴァージニアもかっこよく美しく、脇を固める登場人物もみんなアクが強いのに憎めない面々ばかり。ストーリーも謎が謎を呼ぶ展開でおもしろいし、さすがはミステリーの女王だと実感。七つのダイヤルにバンドルやバトル警視が再登場するようなのでそちらも絶対読む!

  • ジュンコ

    楽しく読了。

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