フルスロットルで飛ばしまくる前半のアップ群にテンション激アガりです。そして後半のスロウ群まで、まさに絶唱です。素晴らしい。

ソロ1作目とあって各曲伸び伸びと歌ってる印象があります。NJSのビート以外でアップ曲を歌うアーロンは、当時斬新でしたね、�A〜�Dの�Eの焼き増しのような曲達もイケテたなぁ。

アーロンの新作が出たということだけでも十分価値がありますが、内容的にもそんなに悪くはありません。しかし、ソロになってから、もっとこの声質、声量、アドリブテクをいかせる楽曲だったらなと思っていましたが、やはりそのまましっくりこない感じはあります。チャーリー→アーロン→Ｒケリーという流れのなかで、チャーリーはＲケリーのプロデュースによりしっくりきています。やはりアーロンはＮＪＳ的なわかり易い楽曲の方があってると思いますが。今更無理か・・・

かなり期待していたのですが・・・。一言で言って中途半端です。あいかわらずあついボーカルなんですが。はやりの音を意識するのは決して悪いとは思いませんがそれが実にミスマッチというか中途半端。こういう歌い方しかできないならそういう音楽をやれば十分いいのに。方向がまちがっていますし、消化しきれていない。しまいにVideoなんていう中途半端に下世話な曲が余計にこの作品の悲哀を増幅します。この作品はメジャーで出してもまず売れないでしょう。チャーリーおじさんの新作を見習ってほしいです。ぜひこのまま終わってほしくありません。

チャーリーウィルソンの新作を聞いて、アーロンホールが気になって買ってみました。やりすぎじゃい！ってくらいの多重ボーカルを聞いて、あぁ、自分を突き通す人なんだなぁ、と思ったり。これを聞いてチャーリーウィルソンの言葉が十分にわかった。（４）なんてのはモロＲケリーでコケたりしたけど、重なり合う多重ボーカルが美しい。やっぱちょっとしつこいけど。（１４）なんてK-Ciをわざわざ迎えなくても、なんて思うくらいどソウル。クラプトンの曲らしいけど、そう思えないくらい。アーロンホールの意地を強く感じた。

男のR＆Bを聴かせてくれる♪実力は健在

さすがです。捨て曲なしのオトナ向け高級Ｒ＆Ｂの傑作。はやりのプロデューサ、ビートばかりのＲ＆Ｂに飽きた方には超オススメ。