【20作目のシングルは社会批判を込めたメッセージソング】 石橋凌、率いる ARB の20作目となるMaxi-Single。1998年作品。 どこか「壊れはじめた」日本を憂う歌で、Outsider (部外者)を装い、醒めた目で東京を映してみせる。 しかし、その中には強い危機感が宿っており、社会批判を込めたメッセージ・ソングとなっている。 シンプルなフレーズに乗せ、韻を踏んで繰り出される言葉は、心に深く刺さる秀逸な物…。 後期 ARB を代表する、「傑作」となった。 優れた歌詞がまず耳に入るが、メロディーもいい。 ストレートでシンプルだが、飽きの来ない優れた旋律だ。 ARB 自体は、もっと楽しい曲もたくさんあるが、これはシリアス一本で勝負している。 自分は、ARB でこの曲が一番好きだ。こんなカッコイイ大人に・・・なりたかった！ イイ男だし、俳優やらせても、上手いもんねぇ。

再結成後のライブアルバム。今までの思いが爆発する感じ。確かに生々しい音で良かった。しかし、できれば再結成は解散時のメンバーでやって欲しかった。再結成後は、イメージも変わってしまったような気がするが、再結成当初は、ワクワクしました。

生々しい録音でライブバンドＡＲＢが一番よくわかるＣＤではないでしょうか。３０年聞いてきてライブに関してはこれが一番だと思います。昔ファンだった方はぜひ。残念なことは時代がＡＲＢに追いついてしまったことですかね。こんな世界にならないようにＡＲＢは歌い続けてくれていたのだと思います。さてここからどこへ行こうか。

ストレートなＲ＆Ｒアルバムだけど深いんだよ。あの頃の音だと思うと早すぎたかなあと残念で悔しい思いでいっぱいです。雑誌のレビューでクラッシュの物まねと評していた人がいたけど、聞いてみてください。

評価の分かれるアルバムなのでしょうね。「strangler」「朝の翳りの中で」「灰色の水曜日」重たいテーマが歌われますが、「PRIVATE GIRL」のような個人のエゴも歌われ、いつしか自分もそんな年齢になり自分の姿に重ねています。名作！

重戦車のようなARBから本来の身の軽さを取りもどせたアルバム。 BOYS＆GIRLS依頼の衝撃だっただけに活動停止という結末は納得できませんでした。 凌さん待ってます。野良犬の目を、赤い血をまた見せてください. このアルバムにファンは皆同じ思いをもったはずです。

HEY!WARが聞けるだけで価格分の価値があるのでは。 ARBとはそういうバンドでした。

赤いラブレターとは「赤紙」のことか？このセンスは今の時代でも異端過ぎる。やせたオオカミそのもの。だから良い。こりゃまねできんわな。

「勢い」と言う意味ではARBの最高期の作品でしょう。もちろん名曲ばかりです。当時、中学生だった俺は「ファクトリー」で大人社会の刹那さを知り衝撃的でした。

このバンドの不器用さは、どうしようもない。それがどうしようもなく切なく忘れられない。トラブルドキッズは千の風と同じくらい切ない。日本的なロックの代表で日本では売れないのが悲しい。