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ISBN 10 : 4000613006
Content Description
アメリカは自分の国なのに、社会が急速に変わってしまい、まるで「自国に暮らす異邦人」の気分だ―。南部ルイジアナ州に暮らす共和党支持派の白人中間層の心情に向き合い、アメリカを分断する“共感の壁”を越える手がかりを探ったノンフィクションの傑作(二〇一六年度全米図書賞同部門ノミネート作)。
目次 : 第1部 大きなパラドックス(心に向かう旅/ 「いいことがひとつ」/ 忘れない人々/ 候補者たち/ 「抵抗する可能性が最も低い住民特性」)/ 第2部 社会的地勢(産業―「米国エネルギーベルトのバックル」/ 州―地下一二〇〇メートルの市場を支配する/ 説教壇とメディア―「その話題は出てこない」)/ 第3部 ディープストーリーを生きる(ディープストーリー/ チームプレイヤー―忠誠第一/ 信奉者―黙ってあきらめる/ カウボーイ―平然と受けとめる/ 反乱―主張しはじめたチームプレイヤー)/ 第4部 ありのままに(歴史の試練―一八六〇年代と一九六〇年代/ もはや異邦人ではない―約束の力/ 「美しい木があるという」)
【著者紹介】
アーリー・ラッセル・ホックシールド : 米国ボストン生まれの社会学者。カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。フェミニスト社会学の第一人者として、過去30年にわたり、ジェンダー、家庭生活、ケア労働をめぐる諸問題にさまざまな角度から光をあてて、多くの研究者に影響を与えてきた。早くから感情の社会性に着目し、1983年には本国で著書『管理する心』(世界思想社)を発表、感情社会学という新しい研究分野を切り開いた。他にも『壁の向こうの住人たち―アメリカの右派を覆う怒りと嘆き』が2016年度全米図書賞ノンフィクション部門にノミネートされた
布施由紀子 : 翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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