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ISBN 10 : 458800722X
Content Description
台詞の中に認められる人間の社会的政治的な諸関係を浮彫りにしてオペラへの新たなアプローチを試みる。モーツァルト、ヴェルディ、ロッシーニ、ヴァーグナー、プッチーニなど作家と作品・台詞が醸し出すオペラへの誘い。
目次 : 1 モーツァルト―階級闘争と啓蒙/ 2 オペラと革命/ 3 「虐げられた祖国」―ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティと祖国再統一(ナショナリズム1)/ 4 ヴェルディ―自由主義的愛国者/ 5 ヴァーグナー―革命から人種主義へ/ 6 ロシア、チェコスロヴァキア、およびイギリスについての補足(ナショナリズム2)/ 7 オペラの中の女性たち/ 8 間奏曲・政治抜きのオペラ―プッチーニとシュトラウス/ 9 民主主義的オペラ―英雄としての犠牲者たち
【著者紹介】
アンソニー・アーブラスター : 1937年生まれ。オクスフォードで歴史を、ロンドンのユニヴァーシティ・カレッジで政治哲学を学ぶ。60年代に『トリビューン』紙の記者を経て、68年にマンチェスター大学、70年にシェフィールド大学に移り政治理論教授に就任。オペラに造詣が深く、関係紙誌に定期的に投稿するほか専属欄をも担当している
田中治男 : 1935年生まれ。京都大学文学部卒業。東京大学大学院修了、法学博士。東京外国語大学教授を経て、現在、成蹊大学法学部教授。政治学・政治思想史専攻
西崎文子 : 1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業(アメリカ研究)。一橋大学法学研究科博士前期課程修了(外交史)。イェール大学大学院歴史学科Ph.D.取得。現在、成蹊大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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