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「ぼく」が消えないうちに ポプラせかいの文学

A・f・ハロルド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591150283
ISBN 10 : 4591150283
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ラジャーは、アマンダが想像してつくりだした親友だ。ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。しかしある日、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちにされてしまう。アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。大切な友だちを探す、奇妙でゆかいな旅がはじまった…!新しいイギリス児童文学!

【著者紹介】
A.F.ハロルド : イギリスの詩人。大人向けと児童向けの小説を多数手がける

エミリー・グラヴェット : イギリスを代表する絵本作家。「オオカミ」(小峰書店)や“Little Mouse’s Big Book of Fears”でケイト・グリーナウェイ賞受賞

こだまともこ : 出版社に勤務の後、児童文学の翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • シナモン

    アマンダの想像力が作り出した友達、ラジャー。時々怖いけど、ファンタジーの世界を楽しめました。

  • へくとぱすかる

    誰にも見えないけれど、自分のそばには想像上の友だちがいる……。子どもたちの秘密の心の世界。ふつうは、想像しているアマンダの側から物語は進むだろう。すごいのは、想像された男の子・ラジャーから見た物語だというところ。アマンダに忘れられたら自分は消える。しかしアマンダは事故にあい意識を失う。そしてラジャーをつけねらう謎の男。何を企んでいるかがわかったとき、恐ろしくぞっとした。果たして逃げ切れるのか。後半はサスペンスでいっぱいで、イギリスの詩人である作者の、それこそ想像力が生んだディテールが、すごく迫真的。

  • いたろう

    「屋根裏のラジャー」の原作小説。映画を観て、原作が気になって手に取った。スタジオポノックの前作長編映画「メアリと魔女の花」の原作は1971年、ジブリの「思い出のマーニー」1967年、「借りぐらしのアリエッティ」1953年ということで、この原作も、古い児童小説なのだろうと思ったら、2014年と意外と最近の小説だった。そして、この原作本の中の、エミリー・グラヴェットの挿絵もなかなかいい。原作ではティラノサウルスだった小雪ちゃんが、映画では豚に変わっているのは、トイ・ストーリーのキャラクターとかぶるのを避けた?

  • はる

    とてもハラハラする展開!引き込まれました。アマンダが空想で作り上げた少年ラジャー。ふたりは親友でいつも一緒。でもアマンダは邪悪な存在に追われ、事故にあってしまう……。アマンダのお母さんが素敵。面白かったけれど、児童書としてはホラーチックでかなり怖い場面も。スティーヴン・キングを児童書にしたような。

  • MOKIZAN

    (主題とズレているとは思いますが)あっさり読み通せるかと思っていたが、何度か我が心を振り返ることがあった。自分以外は思いが無くても(相手にしなくても)忘れることのない友達。下手な元気づけや、尻叩きもしてくれないけど、なんか元気をくれる友達。こういうのって、何も人に限ったことじゃなかったんじゃないかな。そこらの木だったり、引き出しの中に置いてあったり。ただ意識から失せると、何もしてくれなくないし、滅失しちゃってた。この先ラジャーは消えてしまうということを、どう意識し続けるていくのでしょうか。

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