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日本を語る学生たちへの特別講義

sc恆存

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163942094
ISBN 10 : 4163942092
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

悪、現実、歴史、西洋と日本……現代日本人にとっての根本テーマをどう考えるか? 学生相手に正確な言葉遣いで平易に語り尽くす。

【著者紹介】
福田恆存 : 大正元(1912)年‐平成6(1994)年。東京本郷に生れる。東京大学英文科卒業。中学教師、雑誌編集者、大学講師などを経て、戦後、文筆活動に入る。評論、劇作、翻訳の他、チャタレイ裁判では特別弁護人を務め、自ら劇団「雲」(後に「昴」)を主宰し、国語の新かな、略字化には生涯を通じて抗した。昭和31(1956)年、『ハムレット』の翻訳演出で芸術選奨文部大臣賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 踊る猫

    実に慎重に、福田恆存は言葉を吟味し考察を重ねる。テクノロジーの進化とともに「即答」「即レス」が必須のスキルとなったこの時代、だからこそそうした福田の慎重な姿勢から産み落とされた言葉は傾聴に値すると信じる。自分が気軽に使っている言葉の1つ1つについて、それが伝わってしまうことへの疑念を呈してみること。同時に当たり前とされている「平和」「人命」といった概念を疑ってみること。勝手な意見になるが(それこそ「タブー」かもしれないが)、福田のこうした問題意識をこそ「まさに哲学だ」と思った。彼の疑念はいまなお活きている

  • おさむ

    佐藤優がよくお勧めする福田恆存氏を初読了。キーワードは歴史、自然、言葉。この三者ときちんと付き合う。所謂右翼的な保守思想とは一味違うものを感じます。人間は絶対孤独であり、人と人の間に最終的に架ける橋はない。人間の中に潜むエゴイズムをじっと見つめるところから出発する。すさまじいまでの心の強さですね。

  • 双海(ふたみ)

    本書を読んで、もう一度福田さんの著作集を読み返さなければ、と思いました。そうそう、読書ノートも本書のところで4冊目に入りました。100枚綴りのノートを4冊並べると、そこそこの厚みになりますね。

  • T坊主

    初めての福田本、小難しいことは苦手な私ですが、読んでいて言葉の遊びのようなものですが、日本人は?いや私の事だけかもしれないが、本当に言葉の意味をよく理解してなく使っているのではないか?感覚的に分かっているようなつもりで話しているのでは?言っている事は大いに理解できます。翻訳語も本来の言葉から別な意味になっていたり、またマスコミ?による新造語も日本語を混乱させている一つではないのか?

  • スーさん

    個人的に、福田さんの思想は、「孤独と絶望に耐える術」だと考えているが、本書からも、それが十二分にあじわえる。本書がきっかけで、福田さんに興味を抱いた方は、是非『私の幸福論』をお手にとって頂きたいと思う。(逆に、福田さんに興味があって、本書から手を出そうと考えている方にも、先ずは『私の幸福論』をお読みになって頂きたい。)

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