Product Details
ISBN 10 : 4168130592
Content Description
気鋭の批評家によるアンソロジーの第三弾。福田は、近代文学の挫折の果てに、ついに自我の呪縛からみずからを解き放つ「人間観」を見出した。作家・福田恆存の誕生の軌跡がわかる一冊。
目次 : 1 文学とは何か(文藝批評の態度/ 表現の倫理 ほか)/ 2 近代の孤独(漱石の孤独感―「行人」の倫理/ 嘉村礒多 ほか)/ 3 孤独を開くもの(チェーホフ/ エリオット1(抄録) ほか)/ 4 言葉の藝術(シェイクスピアの魅力/ 飜訳論 ほか)/ 5 人物スケッチ・その他(坂口さんのこと/ 神西さんについて―凍れる花々 ほか)
【著者紹介】
福田恆存 : 大正元(1912)年‐平成6(1994)年。東京本郷に生れる。東京大学英文科卒業。中学教師、雑誌編集者、大学講師などを経て、戦後、文筆活動に入る。評論、劇作、翻訳の他、チャタレイ裁判では特別弁護人を務め、自ら劇団「雲」(後に「昴」)を主宰し、国語の新かな、略字化には生涯を通じて抗した。昭和31(1956)年、ハムレットの翻訳演出で芸術選奨文部大臣賞を受ける
浜崎洋介 : 1978(昭和53)年生れ。文藝批評家。日本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ドクターK(仮)
読了日:2017/03/23
海野藻屑
読了日:2017/07/13
海野藻屑
読了日:2017/07/11
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .