新訂吾妻鏡一 頼朝将軍記1治承四年(1180)・元暦元年(1184)

『吾妻鏡』は、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝から第六代将軍・宗尊親王まで(治承四年(一一八〇)~文永三年(一二六六))の出来事を編年体で記した鎌倉幕府編纂の歴史書。鎌倉時代研究の最重要史料である。
本書は、最善本の吉川史料館所蔵本(吉川本)を底本として本文を校訂、人名注や記事の概要を示すなど、先行刊本にはない利用の便を図った最良の活字本テキスト。また、各巻に詳細な人名索引を付す。
全10巻。隔年で配本予定。定期予約受付。

[著者紹介]
��橋秀樹(たかはし ひでき)一九六四年神奈川県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。日本学術振興会特別研究員、国立歴史民俗博物館歴史研究部非常勤研究員(COE)、東京大学史料編纂所研究機関研究員、青山学院大学非常勤講師などを経て、現在、文部科学省初等中等教育局教科書調査官。専攻 日本中世史。主要著書 『日本中世の家と親族』(吉川弘文館)、『中世の家と性』(山川出版社)、『古記録入門』(東京堂出版)、『田中穣氏旧蔵典籍古文書目録 古文書・記録類編』(共著、国立歴史民俗博物館)、『新訂吉記』全四冊(和泉書院)、『史料纂集 勘仲記』(共編、八木書店)、『玉葉精読―元暦元年記―』(和泉書院)。

【著者紹介】
高橋秀樹 : １９６４年神奈川県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士（史学）。日本学術振興会特別研究員、国立歴史民俗博物館歴史研究部非常勤研究員（ＣＯＥ）、東京大学史料編纂所研究機関研究員、青山学院大学非常勤講師などを経て、文部科学省初等中等教育局教科書調査官。専攻は日本中世史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）