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60歳からの知っておくべき経済学 扶桑社新書

橋洋一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594097301
ISBN 10 : 4594097308
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

財政の仕組み、税金、保険、年金、仮想通貨、家の購入‥‥
正しい経済知識があなたを守る!
「人生100年時代」が本格的に訪れる中で、高齢者たちがセカンドライフをより充実させるために、積極的に「学び直し」をする動きが広がっている。
向上心のある高齢者にとって、特に役立つ学問の一つが「経済学」だ。なぜなら、経済学を学ぶことで自分の生活で起こっている事象をより深く理解し、物事を捉える視点が大きく変わるからだ。
退職金で悠々自適に生活するにしても、余剰資産を運用してお金を増やすにしても、年金だけで細々とやっていくにしても、どんな状況でも経済に関する知識が欠かせない。
現代社会では玉石混淆の情報が溢れていて、老後の豊かな生活を送るためにはどうすればいいのか、という問いに対する答えを探すのは容易ではない。そのため、物事を定量的に捉え、理性的に考えることが必要だ。
わかりやすくいえば、経済学は人々の資源の生産、分配、消費の過程を研究する学問だ。
「マクロ経済学」では、国の経済全体の動向や構造を、国内総生産(GDP)、失業率、物価上昇率、貨幣供給量などを通じて分析する。一方、「ミクロ経済学」では、個々の市場や企業の行動、意思決定を価格、需要、供給、利益最大化などを通じて研究する。
これらを専門的に考えようとすると、数式が必要になるため、文系出身者には少しハードルが高い。そのため、本書ではできるだけ基礎的なデータを使い、シンプルな言葉で説明するように心がけた。
本書を読むことで、大人として知っていて当然の経済の仕組みを学び直し、孫にも得意げに教えることができるくらい、理解度が深まれば幸いである。

橋洋一 (本書 はじめに より)


【内容】
序 章 学び直しの姿勢
第1章 経済の一般常識
第2章 日本の財政の真実
第3章 知っておきたい税の基本
第4章 社会保障・年金のイロハ
第5章 個人資産の形成・防衛術
終 章 シニア就業者に役立つ新視点

【著者紹介】
〓橋洋一 : 1955年東京都生まれ。数量政策学者。嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(内閣総務官室)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」などの政策を提案。2008年退官。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞受賞。その他にも、著書、ベストセラー多数。YouTube「〓橋洋一チャンネル」の登録者数は107万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • inami

    ★3.5 天下り先の確保のためになりふり構わず「増税!増税!」しか頭にない財務省に対して、政治家やマスコミは「税務権力」にビビり意見を言わないが、著者は財務省の官僚出身であることから内部事情に詳しく、真正面から立ち向かっている。著者のYouTube「高橋洋一チャンネル」をちょこちょこ観ているが、チャンネル登録数も127万とすごい。さて本書、タイトルに60歳からの・・とあるが全般的に歳に関係なく、日本の財政、税の基本、年金・保険、個人資産形成など、必要な知識が詰め込まれている。

  • たくや

    どの年齢も知っておくべき経済学。多くの経済原理が需給曲線で説明できることがわかったことが1番の学び。数字、相関関係、本質を正しく見て考えなければ行けないことを一貫して訴えている。

  • 大先生

    全体的にちょっと難しい。高齢者もとにかく働けということですね(笑)追章は分かりやすい【日本における最大のディープステート(闇の政府)は財務省。日銀が利上げにこだわる理由の一つは、金融業界へ天下りするため。利上げによって金融業界は儲けられるようになる。日銀は銀行に恩を売り天下っている。財務省は増税によって予算配分が増えた各省庁に恩を着せて、見返りとして財務官僚の天下りポストを用意させる。不況になれば自殺が増える。 天下りを目的とした財務省や日銀による「人災不況」が、わが国の尊い命を奪っている。】

  • templecity

    日本財政が国債を発行して借金だらけというが、その国債を購入しているのは日銀を含めた日本人である。従って、それを心配することは無いと、財務省出身の著者は言う。それを周りが指摘しないのは、税務署の報復を恐れてのことだという。皆の所得を把握している税務署はある意味怖い存在で、増税をしたりすることは役人の天下り先を確保したい財務完了の強い力がある。森永卓郎が指摘したようなことが書かれている。

  • ほよじー

    ★★★経済の一般常識から、税、社会保障、年金、資産形成術、おまけに民間保険の罠まで1冊にまとまっている。ただし、図表が少なく文章中心なので少し分かり難いかも。

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