Books

大阪維新の真相(仮)

橋洋一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806144632
ISBN 10 : 4806144630
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

単なる「地方政策」ではなく、日本の経済や経営にも大きな影響を与えうるビジネストピックである「大阪都構想」と「大阪維新」。その背景を知る著者が、「都構想にはどんな意味があるのか」「私たちの生活はどう変わるのか」「橋下徹とは何者なのか?」など、「大阪維新」にまつわる数多くの俗説の真実を語る一冊。


編集者からのおすすめコメント


◆◆◆2015年、日本経済の中枢に「彼ら」が斬り込む。◆◆◆


ニュースが決して報道しない「26の事実」を大阪市特別顧問が明かす!


【「都構想=大阪の問題」と思い込まされていないか?】


橋下徹大阪市長が掲げた「大阪都構想」に注目が集まっている。
また、大阪維新の会が主催する「維新政治塾」には400名程度の定員のところ、3326人の応募が殺到した。
テレビ・新聞でも毎日のように大阪の行政にまつわるニュースが報じられている。


なぜマスコミは橋下徹や大阪維新の会を気にするのか?
そして、日本は彼らに何を期待できるのか?


それを知るためには、まず「大阪都構想は大阪の政治問題だ」という誤解を捨て去らねばならない。


報道を目にするうちに、あなたもそう思わされてしまってはいないだろうか?


これは二重の意味で間違っている。
大阪都構想は大阪だけでなく、「日本全体を変革する可能性」を持ったヴィジョンだ。
そしてここには、「財政の枠組みやお金の流れを変えるパワー」が隠されている。


「大阪維新」は、日本経済を変える――これが本書が語ろうとする真相だ。


【「大阪維新」に数多の「俗論」が生まれている】


「大阪都構想の狙いは大阪を変えること」
「国家財政は深刻。金融にも打つ手なし」
「地方交付税は地方財政の命綱だ」
「社会保障の維持のため、消費増税もやむなし」
「大阪市では生活保護の不正受給が横行」
「政府は本気で歳入庁を考えはじめた」
「道州制に向けてじわじわと変革が進む」
「大阪維新の会は競争主義を助長する」
「独裁者・橋下徹は総理の椅子を狙っている」


「これらは全部、そうやってつくられた嘘だ」と高橋洋一氏は断言する。


2012年4月に橋下市長から大阪市特別顧問に任命された高橋氏は、現在、とくに財政関係の助言・サポートを大阪市に対して行なっている。
また、「維新政治塾」では講師も担当したため、全国から詰めかけた塾生たちの熱気を肌で感じる機会もあったという。
それゆえ、マスコミを通じて届けられる「大阪都構想」は、決定的なことを伝え損ね、歪んだ俗論を生んでいるのに懸念を抱いている。


また、およそ10年前、財務官僚として中央省庁にいた高橋氏は、小泉純一郎首相(当時)の下で竹中平蔵氏とともにさまざまな経済政策を実行し、改革を進めてきた。
そして今、橋下市長の間近で彼の政治を見つめている。
だから霞ヶ関の官僚たちが、彼の改革をどんなに恐れているかも手に取るようにわかるのだと言う。


そんな高橋氏だからこそ語れる真相が満載の一冊!


目次
【Chapter 1】
道州制、金融政策、増税、省庁再編…
これが大阪都構想の真相だ!


【Chapter 2】
財源、地方交付税、消費税、新たな利権…
大阪維新は日本経済をこう変える!


【Chapter 3】
生活保護、歳入庁、ベーシック・インカム、ストック課税…
大阪維新は日本の格差をこう変える!


【Chapter 4】
国政進出、復興、教育、公務員改革…
これが維新八策の真相だ!


【Chapter 5】
橋下徹、マスコミ、公開主義、総理の椅子…
これが大阪維新の会の真相だ!



【著者紹介】
高橋洋一 (経済学者) : 株式会社政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官、内閣参事官(総理補佐官補)などを歴任。2007年に財務省が隠す国民の富「霞ヶ関埋蔵金」を公表し、一躍、脚光を浴びる。2008年、退官。2012年4月より大阪市特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Ryuji

    ★★★★☆約1年前の2012年8月に出た本。ここの所従軍慰安婦問題の発言で迷走気味の橋本さんだが、維新の会自体は日本の政治に風穴を開けたのは事実だと思う(当然賛否はあると思うが)。維新の会寄りに書かれた本であるが、地方への財源・権限移譲を大幅に行いながらの道州制へ移行は一考の価値がある論だと思う。基本的に国の仕事は『外交』と『国防』、それ以外は全て地方が行うの良いのではと私自身は思うので(中央省庁の仕事・既得権益が無くなるので反発され、無理でしょうが・・)。

  • しんたろう

    道州制のメリットに関しては既存中央官庁の権益打破以外にはよく理解できない。橋元徹の指導者としての実績と才能は良く描かれtりる。脱藩官僚による統治機構再デザインは既得権益潰しによる合理化としての有効性は感じた。

  • まゆまゆ

    大阪都構想の本当のねらいは、その先にある道州制の導入への先鞭であると。地方分権によって権力を失う中央省庁との戦いをどうするのかまでは書かれてなかったけど、きっと自分が選挙で乗り込んでいって変えていくことをイメージしてるんだと思えた。

  • BluePlanet

    2012年8月11日発行。10年前小泉首相の下、竹中平蔵氏とともにさまざまな経済政策を実行し、改革を進めてきた著者が、今度は橋下市長の下で大阪市特別顧問となった著者によるマスコミでは語られない真相を伝えてくれる本。これを読んで思ったのは、日本の省庁は、あまりにも自分達の既得権益を守るために必死になっているかということ。マスコミも自分達の既得権益を守るために、日本の省庁に盾突くわけにもいかず、持ちつ持たれつの馴れ合いの関係になっていること。これをどう打破していくかが、日本の明るい未来に繋がると思った。

  • ykoro

    大阪維新が、道州制をベースにして、日本の政治・お金の流れを変えて行くという考え方がよく分った。メディアによる情報が偏っている状況でM著者が言っている「新しい座標軸から見る」姿勢を実現するには、非常に分かりやすい書籍。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト