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円安とインフレの真実

橋洋一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798069180
ISBN 10 : 4798069183
Format
Books
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生活と資産の防衛のために「いま知っておくべきこと」を分かりやすく解説。

目次 : 第1章 「増税」しなくても財源はある!―なぜ財務省は「増税」「金融引き締め」をしたいのか(安倍元首相没後に始まった財務省の露骨な巻き返し/ 「防衛国債」で良い理由 ほか)/ 第2章 世界標準で見れば日本はインフレではない―政府・日銀はインフレ対策より給料アップを!(「日本はインフレではない」の根拠…GDPデフレーター/ 「インフレはイヤ」「でも給料上げろ」という無いものねだり ほか)/ 第3章 なぜ、財務省は「悪い円安」というウソをつき続けるのか―世界の常識「円安になるとGDPが上がる」を無視する理由(円高や円安は「円の実力」のバロメーターではない/ なぜ「円高=正常」「円安=要警戒」というイメージになったのか ほか)/ 第4章 「国債はいずれ暴落」は、増税したい財務省の大ウソだ―「先進国で最悪の債務残高だから危険」の間違いはどこか(「国債暴落」は、なぜ杞憂なのか/ それでも「残り700兆円以上」を問題にしたがる人たち ほか)/ 第5章 これだけ知っておけば、金融機関に騙されずに「資産」を守れる!―生活防衛のために「いま理解しておくべきこと」(FXはギャンブルである/ 短期の為替予測は不可能! ほか)

【著者紹介】
〓橋洋一 : 1955年生まれ。嘉悦大学ビジネス創造学部教授。株式会社政策工房代表取締役会長。経済学者、数量政策学者、元大蔵・財務官僚。学位は博士(政策研究。千葉商科大学・2007年)。研究分野はマクロ経済学、財政政策、金融政策。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。1980年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、菅義偉内閣における内閣官房参与(経済・財政政策担当)等を歴任。バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとり不良債権償却の「大魔王」と呼ばれる手腕を発揮。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍し「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。2008年退官。『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社、第17回山本七平賞)、『99%の日本人がわかっていない国債の真実』(あさ出版)などベスト・ロングセラー多数。忖度抜き、歯に衣着せず真実を語るブレない姿勢と説明の分かりやすさで幅広く支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くものすけ

    著者の出版本は既に何冊か読んでいます。同じような内容を繰り返されている点も多いのですが、本書では「円安はGDPの拡大をもたらす」「円安は決して悪いことばかりではない」「GDPデフレーターで計るのが世界標準」「日銀・政府の借金(1200兆円の国債発行)ばかり強調して財政破綻危機ばかり煽るが、日銀・政府が保有する資産情報に関しては殆んど開示されていない」という初めて読む内容も多くとても参考になった。全ての国民が財務省・政府・大手マスコミの情報を鵜呑みにせず、最低限の経済知識・知見を持つ必要があると痛感した

  • jj

    2023年刊。数量政策学者/嘉悦大学教授高橋洋一氏。著者は財務省は増税・金融引き締めしたい集団という。企業収益が上がり法人税が増えても手柄にならない。税率アップによる税収増になって初めて手柄になる。財務省は何故か借金だけ発表し、資産は公開しない。財政が苦しい、増税が必要だというロジックで押してくる。増税しなくとも財源はある。例えば、防衛増税は防衛国債で十分という。財務省は国債暴落を懸念し、猛反対する。岸田政権の消費減税できない理由に闇を感じる。元大蔵・財務官僚ならではの視点から分かりやすい解説。

  • Kolon

    本書は、著者がやっているYou Tube番組、高橋洋一チャンネルの中で解説していた税金、財務省、日銀、マクロ経済学についてまとめた本である。 過去30年近く、著者の主張は全くぶれていない。 やっと世間が著者の主張に付いて来た感じだ。 少なくとも高橋洋一チャンネルを見ている人には当たり前になった知識だが、本書の知識がもっと世間に広まる事を祈る。

  • スプライト

    財務省の論理がよく分かる。日本経済がダメになったのは財務省が原因であった部分もかなりあるだろう。

  • 九澄屋

    円安についての知識など勘違いしているところが自分にはあったので考え直せてよかった。ネット上での情報でさえ自分はうまく正誤の判断ができないので、この本によりある程度の軸を持てたような気がする。しかし国債をオススメされてもやる気にはならんな。確かにガチガチの投資先ではあるけれど、最近投資を始めた自分にとっては揺らぐものがある。もう何が正しくて何が正しいのかわからなくなってきたよ俺は。宗教にハマる人間の気持ちが最近良く分かる。

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