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森美由紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863111356
ISBN 10 : 4863111355
Format
Books
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小学2年生の眞子の夢は、一緒に住んでいるひいばあちゃんと、手紙交換をすることだった。毎日、手紙を書く眞子。けれど何日経っても返事はこなくて…。子どもの頃のキラキラした日々や優しさや強さ。忘れかけていた大事なことを、思い出させてくれる傑作感動長編。

【著者紹介】
高森美由紀 : 1980年生。青森県出身。派遣社員。著作に『ジャパン・ディグニティ』(第1回暮らしの小説大賞受賞/産業編集センター)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chimako

    2・3日前たまたま識字に関するレポート(雑誌掲載だと思われる)を読んだところだった。銀行でお金をおろすのにも苦労する母親や識字障害の子どもたちについて書かれていた。日本の識字率は約99%。書けて当たり前と思われている。一昔前までは金融機関の窓口で「○○円おろしたい」と言って出金票を書いてもらっているお年寄りがいた。印鑑を預けているおばあさんも。今はそれが許されない。不正や事故防止の対策だが実際困っている人はどうしているのだろう?これは会話のセンス抜群だけど文字の書けない大好きなおばあちゃんと曾孫のお話。

  • おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

    88/100点 帯に書いてある通り、忘れかけていた大事なことを、思い出させてくれるような素晴らしい作品でした。両親が仕事が忙しく寂しい思いをしている眞子のそばにいつもいてくれたかずさん。本当にひ孫のことが可愛いのが文章の端々から滲み出てきます。読んでいて、昔に亡くなった田舎の祖母を思い出しました。もう少しだけ、あとちょっとだけでも、かずさんに眞子との一緒の時間を過ごさせてあげたかったなぁ…。久々に本を読んで泣きました、オススメです。

  • ゆみねこ

    眞子と曽祖母のかず。学校に通うことが出来なくて文字の読み書きに不自由をしていた人は、私の身の回りにもいました。かずおばあちゃんのように、色んな事を知っていて賢い人でした。眞子が待っていたお手紙の返事、泣きました。たなかかず、しっかりとした文字が目に浮かぶようです。高森美由紀さん、初読み。

  • ムーミン

    最後に泣かされるとは。改めて「ふたりはともだち」いいお話だと思いました。

  • ひらちゃん

    眞子の気持ちがなんとなく分かる。寂しくても我慢しちゃったりね。うちも両親が仕事に忙しく小学校にあがるまではよく祖母の家に預けられ泊まる事も多かった。学校に行くようになってからは一人で留守番。放課後も夏休みも。眞子には曾祖母がいてくれて本当に良かった。ご飯を一緒に食べたり宿題を見てくれたり。そういうのが大切な時期ってあるよ。自分も寂しかったのに子供にもそんな思いさせちゃっただろうか。今頃になって気づいても遅いけど、どうだったろう。かずさんのようなおばあちゃんになれたら孫を見てあげられるだろうか。

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