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不登校のあの子に起きていること ちくまプリマー新書

坂康雅

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480685278
ISBN 10 : 4480685278
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

不登校の小中学生は約34万人。学校に行かない・行けない彼らをとりまく環境はどうなっているのか。子どものつらい気持ち、親の孤立などの現状を伝える。

【著者紹介】
〓坂康雅 : 1977年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻修了。現在は和光大学現代人間学部教授。公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • katoyann

    主に保護者を読者対象として書かれた不登校に関する入門書。子どもの気持ちを尊重する必要性を説いている。フリースクールなどの学び場や高校進学などの具体的な進路についても書かれているので、役に立つ一冊であろう。もし悩んでいる親御さんがいたら是非読んでもらいたいと思う。子どもとの接し方が変わるきっかけにもなる。

  • しげ

    「小中学校が不登校でも、多くの子が高校や大学に進学しているから大丈夫!」という結論を読んで、結局ゴールは学校なのか、と肩透かしを食らったような気持ちになりました。多様性の時代と言われるけれど、生き方はまだまだパターン化されているような。学校もさまざな経験や学びに触れられる豊かな場所だとは思います。

  • ソーシャ

    不登校の当事者、保護者、教職員のそれぞれが抱える事情について考え方の根拠とともに丁寧に解説されていて、現代の不登校について知りたいならまずこの本といった感じの新書。利用できるサービスのメリット・デメリットについても書かれていますし、著者の考えについても根拠とともに述べられているので批判的に読むこともできます。タイトルは子ども向けに書かれた本のようですが、どちらかというと大人に向けて書かれた本ですね。学校恐怖症の問題は河合隼雄の時代からある問題ですが、この本はある意味そのアンチテーゼになっている気がします。

  • コウディー

    最近、子供が学校に行きたくないと言うようになってきたので、手にとった本。 1番の気付きは、不登校の理由探しにはあまり意味はないということ。不登校は、心のコップに少しづつ溜まったストレスという水が、溢れてしまった状態のこと。水を1滴1滴に分けるのが難しいように、不登校の原因を特定することも困難。 私は、理由が分かって、それを取り除けば解決するだろうと単純に考えたので、かなり衝撃的だった。 原因の特定に躍起になるのではなく、子供の言っていることをよく聞いて、共感してあげることが何より大事なんだと思った。

  • ゆき

    娘が不登校になり1年、不登校に関する本を読み漁ったけれども記録してきませんでした(余裕がなくてできませんでした)。けれど、この本は情報も新しいですし、不登校になったばかりで戸惑っている親御さんがいたら勧めたいなと思いました。

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