アモリナ・キングドン

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魚の耳で海を聴く 海洋生物音響学の世界歌うアンコウから、シャチの方言、海中騒音まで

アモリナ・キングドン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716839
ISBN 10 : 4806716839
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

クジラやイルカが音でコミュニケーションを取っているのは、よく知られているが、
音でコミュニケーションを取る水中生物は多く、海の中は賑やかな会話にあふれている。

一方、大型船のスクリュー音、海底資源探査のエアガンなど、ヒトが発する音のために、
生き物たちのコミュニケーションや生態が脅かされていることがわかってきた。

魚たちと音の関係、海中騒音の現状と解決策、
ふだん、私たちが気にとめることの少ない海中の音の世界を、
最新の研究と取り組みを通して、身近に捉え直す。

【著者紹介】
アモリナ・キングドン : サイエンス・ライター。作品は『ベスト・カナディアン・エッセーズ』に収録され、デジタル・パブリッシング賞、ジャック・ウェブスター賞、ナショナル・マガジン・アワードの最優秀新人マガジン・ライター賞などを受賞している。以前は『Hakai Magazine』のスタッフライター、ビクトリア大学およびカナダサイエンスメディアセンターのサイエンス・ライターを務めた。カナダ、ブリティッシュコロンビア州ビクトリア在住

小坂恵理 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kinkin

    冒険家ジャック・クストーの海は「沈黙の世界」と言われていたが、潰瘍生物音響学の発展により、実は海の中は様々な音が満ちあふれているということ。人間の可聴域外である高周波数や低周波数で会話している生物がたくさんいることを知った。以前読んだ「饒舌な動植物たち」という本でもこれらのことは一部触れられていた。しかし逆に資源採掘のために海底で起きる人為的な音や、潜水艦などのソナーが動物に影響を与えているのは確かのようだ。興味深い学問なのでこれからも関連する本があれば読んでみたいと思った。

  • やいっち

    著者のアモリナ・キングドンは、「ブリティッシュコロンビア州のビクトリアに在住するサイエンスライター。海の生き物が音をどのように利用しているのか興味をそそられたキングドンは、音響学者たちと交流し、自分でも海に出かけて魚たちのユニークな音をハイドロフォンで聞き取ることに挑戦する。(中略)多くの科学者の長年にわたる努力によって海のなかの音の実態が明らかになっていくプロセスや、魚たちが人間とは違う形で音を聞き取る能力についての解説は読みごたえがある。」

  • Go Extreme

    海洋生物音響学の開示 音に満ちた環境 水中における音の重要性 動物の聴覚の進化 人間活動と音環境 ケルプの森の役割 聴覚の重要性 目に見えない騒音汚染 音の感知メカニズム 魚の耳石器の進化 水中の音解明史 ソナー技術の発展 海洋生物音響学の黎明 魚の多様なコミュニケーション 求愛行動の唸り声 エコーロケーション能力 超音波クリック音 イルカのソナー能力 クジラの社会的絆 シグネチャーホイッスル 発声学習の能力 シャチの方言と文化 ザトウクジラの複雑な歌 音の文化的側面 超低周波音の伝搬 地球の音の風景

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