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ISBN 10 : 486130041X
Content Description
巨額なIT投資に見合うだけの効果が企業経営に出ているのか。出ていないとすると、その理由は何か。どのように対応すれば良いのか―こういった企業のIT活用力に関する“診断”と“処方”を、ITのユーザ企業の立場からまとめた。ITのベンダーではなく、ITを利用する立場から問題を解決しようとした多くの企業の“実感”を失敗・成功事例として紹介する。ITを活用する企業の総合力を「ITケイパビリティ」として、5つの能力にまとめる。「IT活用ビジョン構築能力」「IT活用コミュニケーション能力」「プロセスデザイン能力」「IT投資適正化能力」「チェンジリーダー開発能力」である。経営層、IT部門、ITを利用する現場(ユーザ部門)のそれぞれが、企業のIT活用力を向上させるにはどうすればよいか―これが浮かび上がる。
目次 : 1章 企業は、ITをうまく活用しているのか―IT活用の日米比較(企業のIT活用―日米比較/ 導入が進めば効果が出るのか)/ 2章 なぜ効果が上がらないのか―IT導入の実態(IT活用現場がかかえる課題/ ITの意味)/ 3章 ITケイパビリティとは何か―ITを活用する(使いこなす)能力(ITを企業経営に活かす/ 成功するための「定石」がITケイパビリティ)/ 4章 ITケイパビリティの診断―状況の的確な判断(ITケイパビリティの自己診断表/ 能力が不足していることの意味)/ 5章 勝ち残るための処方箋―診断結果の分析(実施責任部門ごとの分析/ 処方箋―「経営層IT健忘症型企業」 ほか)
【著者紹介】
国領二郎 : 慶応義塾大学環境情報学部教授。1982年東京大学経済学部経営学科卒業。1982年日本電信電話公社入社。1986年までに計画局、新規事業開発室などに在籍。1986年ハーバード・ビジネススクールに留学。経営全般を学ぶ。経営情報システムを重点的に研究。1988年6月経営学修士号を取得。同年7月ハーバード・ビジネススクール研究員。1989年ハーバード・ビジネススクール博士課程入学。経営情報学(MIS)グループに所属。1992年ハーバード大学経営学博士。日本電信電話株式会社企業通信システム本部勤務。1993年慶応義塾大学大学院経営管理研究科助教授。2000年同大学教授。2003年慶応義塾大学環境情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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