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数学とは何か アティヤ〈科学・数学論集〉

M・F・アティヤー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784254102475
ISBN 10 : 425410247X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

20世紀を代表する数学者マイケル・アティヤのエッセイ・講演録を独自に編訳した世界初の試み。数学と物理的実在、20世紀後半の数学などを題材に、深く・やさしく語りかける。アティヤによる書き下ろし序文収録。

【著者紹介】
マイケル・F・アティヤ : 1929年英国生まれ。ケンブリッジ大学で博士号を取得したのち、同大学をはじめオックスフォード大学、プリンストン高等研究所など多くの機関で数学研究を行い、幾何学・トポロジーを中心とする様々な分野の発展に貢献した。1966年にフィールズ賞受賞。1970年代からは理論物理学と密接に関わりながら数学の新しい展開を示した。1983年に英国王室よりナイトの爵位を授与され、1990〜95年には英国王立協会の会長を務めた

志賀浩二 : 1930年新潟市に生まれる。1955年東京大学大学院数物系数学科修士課程修了。現在、東京工業大学名誉教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Haruki

    指数定理、K理論で著名な数学者が講演で数学や科学の発展史、姿勢などについて一般向けに語った選集。一部飛ばしたが第三部の20世紀数学の発展の主要テーマ解説と、彼の関心に基づく代数幾何学の業績と進展が興味深い。20世紀数学は、大域化(方程式を解かずに特異点などから性質を特徴づける)、次元の増加、非可換、非線形、幾何(ニュートン、空間)vs代数(ライプニッツ、時間)の方向へ進みつつ、理論としてホモロジー理論、K理論、リー群、場の量子論との交流が構築されてきた。多様な学会へ行き一緒に考えて繋げる楽しさが原動力か。

  • らんまる

    指数定理で知られるアティヤの数学・科学論集。最近の時代ではなかなか見られなくなった数理哲学的な切り口はおもしろい。また、一線の数学者による数学・物理学のとらえ方が実感できる。

  • デコボコ

    セドリック・ヴィラーニ『定理が生まれる』とあわせて読みたい感じ。とても面白い。

  • 何だか

    問題を解くことよりも、深く数学を理解することを第一とするアティヤの考え方は面白い

  • メロン泥棒

    フィールズ賞受賞を受賞した数学者マイケル・アティヤによる講演やインタビューをまとめた1冊。特にノーベル賞とフィールズ賞について述べたインタビューが面白かった。ノーベル賞を受賞すると話題になりすぎて、五十歩百歩の差しかない科学者の間に大きな断絶を作ってしまうので、フィールズ賞がノーベル賞の様なものでなくて幸いだったと著者は言う。他には科学と数学の役割について論じた内容が多く、少々専門的な話も出てくるが基本的に一般向けになっていて読みやすい。

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