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キリエル

A・M・ジェンキンス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251066756
ISBN 10 : 4251066758
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地獄の仕事にあきた堕天使キリエルは、地上で少年の体をのっとり休日を楽しむことに。しかし、すぐに「神の使い」からの警告が。残り少ない休日をどう過ごす…。ユニークでちょっと切ない堕天使の青春体験記。

【著者紹介】
A・M・ジェンキンス : アメリカの女性作家。『キリエル』は、優れたヤングアダルト作品に贈られるマイケル・L・プリンツ賞のオナーブックにも選ばれている。テキサス州に在住

宮坂宏美 : 宮城県出身。翻訳家。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かもめ通信

    とにかくもううんざりだ!おれなんかいなくたって誰も困りはしないし、誰も気づきもしないかも。地獄の仕事でメンタル面に支障をきたした堕天使が、神の目を盗んで人間社会にもぐり込む。なんとまあこれ、堕天使青春日記なんだな!

  • あおさわ

    生を初めて知るキリエルの瑞々しい感性が新鮮です。風を感じ、味を感じ、人の喜びや悲しみを感じる。突然人が変わったショーンに影響を受ける周囲の人々もまた感動。特に弟のジェイソンがよかった。引きこもり一歩手前の少年。キリエルは感情をぶつけられることすらも楽しみます。それが生きてる実感だと。そして彼はあるものをもらいます。大事な種。ラストはいきなり切られた感じで、その後のショーンや周囲の人々が気になりますが、ハナエルの「かもしれない」に希望を残して。彼がくれた種を大事にしたいなと思いました。逸品です。

  • eucalyptus

    森絵都さんの「カラフル」を読んだ人は絶対思い浮かべちゃうだろうな。天使、堕天使。死のお話になると、根底に宗教がある国では神の存在があることが当たり前なんだろうな。宗教宗教した話じゃないし、急に変わった主人公に戸惑い、けど素直に心を開き始める弟とのやりとりとか楽しかったし、ユーモアもあっていいお話しだけど、いまいち入りきらなかった。私自身に「世界の創造主」としての神の存在がないからかなぁ。けど、この語の主人公がどうなるかは気になるな。この本は桜庭さんのツイッターから。「真夏の読書探偵作文コンクール」第1弾。

  • 長くつしたのピッピ

    堕天使キリエルは、自分の存在価値に疑問を持ち地獄を飛び出し人間の若者の体に入り込み色々な体験をする。ティーンエイジャーの男子らしい性の欲求やはたまた肉親に対する素直な愛情表現など可笑しく微笑ましい気持ちになった。悪魔なのに弱い者には底抜けに優しく、自分が元に世界に帰ってからの引きこもりがちの弟の心配やいじめっ子の未来までを心配する。優しく愉快な気持ちになれる本。

  • kaze

    すごく好き。こういう話。森絵都にも似たような話があった気がするけど、設定のあざとさとかが外国の話だとすんなり受け入れられるんだよね。アメリカが舞台だから暴力直結型のいじめっ子やセックスのことしか考えてない青少年が普通に受け取れる。日本の中高生男子も頭の中はこんなもんなのかな(笑)。キリスト教的宗教観をベースにしているのも物語の安定に一役買っている。現代日本が舞台だとそこらへんが胡散臭くなるからな〜。最後が大団円にならずにもやっと終わるのも好き。もやっとはしているけれど、良い予感に包まれているから。

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