Books

宋代募兵制の研究 近世職業兵士の実相

齋藤忠和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585220817
ISBN 10 : 458522081X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan

Content Description

近代的な軍隊の原形は宋代の中国にあった!!常に兵士を国家の側に置き、平時には治安維持にあたらせるとともに、戦時には有効な軍事力を発揮させるため、宋王朝は軍隊を一元管理するシステムを構築していた。禁軍を中心とする軍隊を、宋代におけるひとつの社会集団ととらえ、それが社会においてどのように位置づけられ、機能したかを探ることで、募兵制の全貌に迫る。

目次 : 第1部 軍法(『武経総要』に見える宋代軍法の条文について/ 階級法/ 北宋の軍法について)/ 第2部 剰員・帯甲剰員制(北宋の剰員・帯甲剰員制/ 南宋の剰員制について)/ 第3部 募兵制論へ(兵制からみた徽宗時代の地域社会/ 漏沢園が語る徽宗時代の下層兵士たち/ 兵士はどこへ行くのか―禁軍兵士への保障からみた北宋募兵制の一側面)/ 第4部 総括と展望(募兵制と近代的軍隊の指標―総括と展望)/ 第5部 附録(『守城録』索引/ 文淵閣四庫全書『武経総要』(前集)項目・図版索引/ 北宋熙寧初禁軍配置表/ 北宋前半期の騎軍に関する一試論/ 描かれぬひとびと)

【著者紹介】
齋藤忠和 : 1960年生まれ。立命館慶祥高校教諭。専門は宋代兵制・歴史(世界史)。教育立命館中学校・立命館高校・立命館大学・立命館大学大学院文学研究科博士課程前期課程を経て、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程史学専攻(東洋史)単位取得退学。文学博士(立命館大学・論文博士・東洋史)・文学修士(立命館大学)・教育学修士(京都教育大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヨシツネ

    宋代募兵制が近代的すぎてオーパーツすぎひん?近代的な常備軍で武経総要の軍法もきめ細かい。募兵制は軍法剩法帯甲剩員制をはじめ兵士が生涯を全うしうる保証制度からなる複合的な制度。漏沢園とは社会下層の沈殿物の最後の救済の場公共の墓地。難点は兵士はどこから来るのか不明

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items