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声に出して読みたい日本語音読テキスト 3

齋藤孝(教育学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794216328
ISBN 10 : 4794216327
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

善人なおもって往生をとぐ、いわんや悪人をや。歎異抄を声に出して読むと、親鸞が生の声で自分に語ってくれているという感触を得る。語られた言葉であるという質が独特な、音読してみたい人のためのシリーズ第3巻。

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『宮沢賢治という身体』(世織書房)で宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』(日本放送出版協会)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りんご

    「平家物語」にはなかなか勝てないなあ。まあとにかく音読しました。親鸞が語った言葉を弟子の唯円がまとめたもの、とのことです。教えはシンプル「南無阿弥陀と唱えたら救われる」です。現世の行いとか、喜捨の多寡とか、努力の種類に関わらず救われるんです。なんて太っ腹なんでしょう。一章ずつ原文、釈文を読んでました。後序が長くて、結構原文では意味が分かりにくい文章だったのですが最後に「名づけて歎異抄と言うべし」と出てきて(タイトル回収キター!)とガッツポーズでした。音読するための本があるのもなかなか良い。

  • 日々珠

    ファミレスでハミングのように音読して意外に違和感ない、イタリアの声楽の中で読了。そうか、少年漫画がいつも悪人めいた主人公から始まるのにはそういうわけがあったのか。そして、つい口ずさんでしまうフレーズがあるのはセロトニンが出ていいのかもしれない。実家の仏壇前で声高らかに音読したら嫌がられるだろうな。ああ、どこかに聞いてくれる人はいないものか。

  • takaishi

    他力本願とはこんなに素晴らしいものなのか。心の底から自分の愚かさを認め、心の底から任せきる親鸞の思想に感動。音読するとさらに歎異抄の神髄に触れることができる。

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