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ISBN 10 : 4569836356
Content Description
人工知能(AI)は急速な進歩を遂げている。アメリカの未来学者レイモンド・カーツワイル氏によれば、「シンギュラリティ・ポイント(特異点)」、すなわち「人類の知性を超越する非生命的な知性」が出現し、その知性が人類の上に立つことで、われわれの想像を絶する社会の大変革が2045年頃にも起こるのだという。そして2030年には、その前段階である「プレ・シンギュラリティ」が到来するとみられるが、いかなる社会変革が起こりうるかを考える際に、お金と経済の問題を抜きには語れない。AIは資本主義を終わらせるのか。人間は働かなくなるのか。本テーマのエキスパート両名が考察。
目次 : 現実がSFを超える日は近い/ 第1部 来たるべき「経済的特異点」とは何か(デフレの何がいけないのか/ 「失われた20年」が日本に与えた損失/ 非正規雇用と少子化―失われゆく国民の幸福/ 日本のデフレは100年続くか/ 歴史のなかで繰り返されてきたデフレ ほか)/ 第2部 「社会的特異点」がもたらす人類の未来(若者世代の消費行動と価値観の驚くべき変化/ エネルギーのフリー化から社会の大変革が始まる/ エネルギーの地産地消・個産個消が実現/ 衣食住もフリーで手に入る時代に/ VRがあれば住む場所も選ばない ほか)
【著者紹介】
齊藤元章 : スパコン・人工知能エンジン開発者。研究開発系シリアルアントレプレナー。医師・医学博士。新潟県生まれ。新潟大学医学部卒業、東京大学大学院医学系研究科修了。大学院入学と同時に、学外に医療系法人を設立して研究開発を開始。1997年、米国シリコンバレーに医療系システムおよび次世代診断装置開発法人を創業。300名の社員を登用して世界の大病院に8000以上ものシステムを納入。東日本大震災を機に、海外での研究開発実績と事業経験を日本の復興に活かすために拠点を日本に戻す。これまで研究開発系ベンチャー企業10社を創業し、累計売上額は1000億円を超える。自ら発明して出願した特許は80件を数え、2015年に日本イノベーター大賞受賞
井上智洋 : 駒澤大学経済学部准教授。東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。IT企業勤務を経て、2011年に早稲田大学大学院経済学部研究科で博士号を取得。2017年より現職。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論。人工知能と経済学の関係を研究するパイオニアとして、学会での発表や政府の研究会などで幅広く活動している。AI社会論研究会の共同発起人も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ハッシー
読了日:2019/03/31
Kentaro
読了日:2019/12/07
BluePlanet
読了日:2018/01/14
Roy
読了日:2020/07/03
ちくわん
読了日:2018/12/02
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