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男性も女性も知っておきたい妊娠・出産のリテラシー 「精子・卵子の老化」を超えて

齊藤英和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784469268539
ISBN 10 : 4469268534
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

実際に「欲しい時に妊娠できる」人はリテラシーをもっている人。確かな情報がまとまっている1冊です。

目次 : 第1章 「卵子の老化」をめぐる取材から/ 第2章 中学・高校生のうちに知っておきたい妊孕性に関する知識/ 第3章 不妊治療の現場にいる産婦人科医の視点から情報発信のあり方を考える/ 第4章 男性不妊について知っておきたい知識/ 第5章 適切な意思決定をする上で必要な、正しい知識獲得の重要性/ 第6章 次世代の健康を守る「成育予防医学」のすすめ/ 第7章 「産むと働くの授業」の実践から/ 第8章 「ライフプラン」という言葉に対するモヤモヤ感/ 第9章 多数派でない家族たちの縛られない生き方/ 第10章 未婚化・晩婚化・非婚化の社会

【著者紹介】
齊藤英和 : 1953年東京生まれ。国立成育医療研究センター・周産期母性診療センター・副センター長。昭和大学医学部大学院客員教授。医師、博士(医学)。日本産科婦人科学会倫理委員会登録調査小委員会委員長。専門は生殖医学。内閣府「少子化危機突破タスクフォース」(第1期委員、第2期座長)などを歴任

杉森裕樹 : 1963年東京生まれ。大東文化大学スポーツ・健康科学部看護学科長。東海大学医学部客員教授。医師、博士(医学)。日本人間ドック学会理事、日本健康栄養システム学会理事。専門は予防医学。厚生労働省「医薬品のリスクコミュニケーション」研究代表者、医薬品医療機器総合機構(PMDA)専門委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 鳩羽

    2012年のテレビ番組で「卵子の老化」が話題になったが、その時の反応で多かったのが「知らなかった、教えてもらわなかった」ということだった。番組の反響や性教育の現場、男性不妊についてなどいくつかのテーマから、ヘルスリテラシーを身につけ、主体的に人生の選択を行っていくためのリテラシー本。若い頃に妊娠出産をするのが相応しいのは誰もが知っていても、どのくらい妊孕性が変化するかまでは知らず、キャリア形成や収入の問題と合わせると、リプロダクティブリテラシーは生きやすさや幸福度と大きく関わり、蔑ろにはできない。

  • こうすけ

    社会がどれだけ変化しても、絶対的である妊孕性を軸に現代人が取れるライフプランを提言してくれる。本書で指摘されているように家族形成を含めたライフプランの教育は長い学生生活で一度もなかった。考えるきっかけを得たことに感謝しつつ、少しずつ考えたい。

  • 子は授かり物。自分の計画通りの時期に子を産もうと焦る妻を、ちょっと烏滸がましいんじゃないのとすら思っていた、そんな自分の無知に大いに気付かされる。少しずれた感想かもしれないが、国家の役割とはなんだろう。政治家たち(だけじゃなかろうが)の中には、産めよ殖やせよを正義とする思想が未だに蔓延っていて、そういう兆候があるとバッシングの対象となる。国家としては、出生率の上昇という分かりやすい指標を向上させるのが手っ取り早くて飛びついてしまうインセンティブが働くんだろうが、やっぱ国民の幸福に立ち戻ったときに性的多様性

  • n yamamoto

    学校でやるのが遅すぎるし薄すぎるし偏ってる。 変なビデオや雑誌ばっかりだから肝心の出産適齢期を知らないまま超えてしまってる。 確かにそうかも。 でも「教えたよ、ライフプランを立ててよ、知ってて超えたら自己責任」もおかしい。 低収入不安定高負担にした世帯が後にそれを押し付けるのは。

  • くらら

    卵子の老化って言葉なんか嫌だったんだけど、卵子は一度しか作られないし細胞は古くなっていくんだから確かに老化なんだな… 多くの著者が、妊孕性が下がる年齢を正しく認識するよう教育現場で教えるべきと書いているのはその通りなんだけど、一人だけ、出産も親になってからも自己責任という風潮がある世の中では知識だけじゃ本質的な解決にはならない、と書いてて本当それ。産むと決めたなら自己責任、我慢しろ迷惑かけるな、という中で前向きなプランが見えない

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