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採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ

黒田真行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784295403425
ISBN 10 : 4295403423
Format
Books
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人材業界が変わらなくてはいけない時がまさに今来ています。景気がいい時代であれば、今までのやり方の延長線上であっても、がむしゃらに行動量を増やすか、力技で人件費当たりの生産量を高めるかに振り切れば事業は伸びるかもしれませんが、次の景気後退のタイミングから、一気に変化のタイミングが訪れ、人材ビジネスの戦国時代が始まります。

目次 : 序章 採用支援ビジネスをとりまく全体像/ 第1章 職業選択の広がりと採用ビジネスの100年/ 第2章 求人広告と人材紹介2つの人材ビジネスの誕生/ 第3章 リクルーティングビジネスにおけるビジネスモデル変遷/ 第4章 リクルーティングビジネスの新潮流/ 第5章 人材業界のディスラプター/ 第6章 人事採用部門は変化にどう対応すべきなのか?/ 第7章 リクルーティングビジネスの未来シナリオ

【著者紹介】
黒田真行 : 1965年生まれ。1988年リクルート入社。「B‐ing」「とらばーゆ」「フロム・エー」関西版編集長を経て、2006年から2013年まで「リクナビNEXT」編集長、その後「リクルートエージェント」ネットマーケティング企画部長、「リクルートメディカルキャリア」取締役などを歴任。2014年、ルーセントドアーズ株式会社を設立し、35歳以上のミドル世代を対象とした転職支援サービス「Career Release40」を運営。2019年、転職を前提としない中高年のキャリア相談プラットフォーム「CanWill」開設。また、転職メディアや人材紹介事業などの人材ビジネス各社の経営課題解決を支援する事業強化コンサルティングも展開している

佐藤雄佑 : 株式会社ミライフ代表取締役。新卒でベルシステム24入社、マーケティングの仕事に従事。リクルートエイブリック(現在のリクルートキャリア)に転職。法人営業、支社長、人事GM、エグゼクティブコンサルタントなどを歴任。MVP、MVG(グループ表彰)などの表彰多数受賞。リクルートホールディングス体制構築時(2012)には人事GMとして、リクルートの分社・統合のプロジェクトを推進。2016年、株式会社ミライフ設立。未来志向型キャリアデザインエージェント事業、戦略人事コンサルティング事業、働き方変革事業などを展開している。早稲田大学ビジネススクール(MBA)卒業、米国CCE,Inc認定GCDF‐JAPANキャリアカウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Takashi Takeuchi

    人材ビジネスの歴史と未来予測の書。その予測は確かなものと思える一方、これは企業側の要望を元かにしていると思う。企業がハイクラス人材を採用したい時に人材紹介を利用するのはその通りだが、キャリアコンサルを必要としているのはジュニアやミドル、若年、高齢層じゃないだろうか。学校やハローワークがその役割を担うべきなんだろうが。現実にはまだできていない。ビジネスと求職者のキャリア構築、人材の適材適所を実現する社会的役割を同時に実現するサービスができるよう努めたい。

  • たくみくた

    企業がリクルーティングサービスを選ぶニーズは「自社にとって優秀な人材を手間なく、安く、採用したい」ということ。しかし、この20年近くは低価格サービスがないため、「安く」という観点が弱まった。ところが、テクノロジーを活用すれば、二大人材サービス(求人広告、人材紹介)からシェアを奪うことができるようになった。具体的には、「アグリゲーション型求人検索」や「ソーシャルリクルーティング」が台頭してきている。

  • たくみくた

    67冊目。再読。・改めて求人広告にはなかなか厳しい時代になるだろうなと思ったの。・人材紹介はハイレイヤーしか使わない未来のあのかもしれないが、まだまだそうとも言えない現状かなと。・Indeedのようなアグリゲーション型の検索エンジンが業界を破壊していくというのも、まだ実感は湧かないなー。

  • shinko0925

    人材紹介を生業とする者として、業界を俯瞰的に考察した内容に触れたことで、自身が、目の前の売上数字を追うことだけに集中し過ぎていることを痛感しました。社会の変化や技術の発達により今後も変わりゆくリクルーティングにおいて、人材紹介が、自身が、企業と求職者に対して提供できる介在価値とは何か。絶えず、自身を省みながら仕事をしていきたいです。

  • あきら

    人材業界の歴史から今を紐解き、現代ではどのような企業が人材業界を席巻しているか、ほかにも採用についての流れや課題、さらに今後の展望にまで言及している。リクルート出身の著者という事もあるし、事実過去の歴史的にそうなのだがリクルートの話が割合的に多め。また士農工商の下りのソースや改行や謎の空白があるのが気がかり。荒削りな部分は否めないが、それでも人材業界や採用の歴史を知るには良い一冊。できれば企業サイドの話だけでなく、応募側の情報や心理的な部分も欲しかった。

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