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半導体超進化論 世界を制する技術の未来 日経プレミアシリーズ

黒田忠広

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296117819
ISBN 10 : 4296117815
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1988年に50%あった日本企業の世界シェアが今では10%。この30年間に世界の半導体は年率5%超の高度成長を続けたのに日本はまったく成長できなかった。日本は何をすべきなのか。日本の半導体戦略をリードするキーパーソンが、新しい半導体の世界とそれへの対応策を活写。

目次 : 1 一陽来復 Prologue/ 2 捲土重来 Game Change/ 3 構造改革 More Moore/ 4 百花繚乱 More than Moore/ 5 民主主義 More People/ 6 超進化論 Epilogue

【著者紹介】
黒田忠広 : 1959年三重県生まれ。東京大学卒業。東芝研究員、慶應義塾大学教授、カリフォルニア大学バークレー校MacKayProfessorを歴任。現在東京大学大学院教授。研究センターd.lab長と技術研究組合RaaS理事長を務める。米国電気電子学会と電子情報通信学会のフェロー。半導体のオリンピックと称される国際会議ISSCCで60年間に最も多くの論文を発表した研究者10人に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジョンノレン

    直近の世界の半導体業界における最先端の変化と趨勢を時に鳥瞰的に、はたまた専門的に細部まで踏み込んで捉え、日本の半導体産業の復活に向けた方向性を提言する。微細化競争は相変わらずだが、汎用チップから専用チップに主戦場が転換。AIはじめ膨大なエネルギー消費が課題、汎用の無駄を排し、必要最小限機能の専用との棲み分けへ。プロセッサとメモリから神経回路網へ。ムーアの法則の終焉、微細化と同時に3D集積へ。取り分け微細化で「不可能」を実現し続けているこの業界の生き馬の目を抜く熾烈な競争や栄枯から目を離せない。

  • 奈良 楓

    【良かった】● 一定水準の知識がないと難しいと思われる本。半導体業界の私には理解が追い付かないですが、読んで良かったとは思います。 ● ラピダスの熱狂の中で書かれたような本。 ● メーカーに在籍できたからこそ書けた本なのでしょう。メーカーの事情などがところどころ透けて見えて面白かった。 ● 汎用と専用チップの間の揺り戻し。 ● 電力と熱の制御がキーになりそう。 ● 表現が詩的で冗長すぎないか、と思わなくはなかったです。半導体業界という森の中、大木はなくなったが豊かな土壌は残っているという表現に一筋の希望。

  • ランラン

    文系の自分にとって内容的に難しかった。半導体はまだまだ重要な産業だけに開発を続ける必要がある。スピードが要求される開発効率は大事でまた電力効率も同じように大事であることは理解できた。半導体開発は各国パートナーとの協力が大事であり共生、共進化が今までの日本に不足していた。

  • 面白かったが読みきれず

  • horabook

    ★★☆☆☆:半導体の役割は「産業のコメから社会のニューロンへ」、実現に向けた課題は「消費電力を抑えること」、必要なテクノロジーは「半導体の微細化と3D集積」、そのためには「改善率をあげるか、改善回数をあげるか」で開発効率を上げる必要がある。特に効果的なのは「アジャイルで開発サイクルをあげて改善回数を上げること」つまりは「コストパフォーマンスよりもタイムパフォーマンスをあげることを優先」というところか。同じ話が何回も繰り返されるのと、技術的な説明がわかりにくく素人にはほとんど理解できない点が残念。

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