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韓めし政治学 角川新書

黒田勝弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040822730
ISBN 10 : 4040822730
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan

Content Description

政治的激動をともなう大陸の歴史ゆえか、韓国では「まず飯を食う」が徹底しており、文化や社会生活のみならず、政治にも大きな影響を与えてきた。在韓40年の日本人記者が、半島政治を食を通して読みとく。

目次 : 板門店ディナーの政治ショー/ 金正恩の冷麺はなぜ黒かったか/ トランプに食わせた独島エビの謀略/ 朴槿恵は独り飯で追放された/ 文在寅の白頭山行きに深謀遠慮/ 韓国人に独り飯が増えた/ 私は大統領の招待飯からはずされた/ 韓国政治一番地・光化門の政治めし風景/ 開城モチに込められた亡国の恨/ 韓国人がイヌを食わなくなった/ 金日成が肉スープにこだわったナゾ/ 反米にならない屈辱のブデチゲ/ 反日愛国に揺さぶられる食文化/ キムチもビビンバも肩の荷が重い

【著者紹介】
黒田勝弘 : 1941年、大阪生まれ。64年、京都大学経済学部を卒業後、共同通信社に入社。78年、韓国・延世大学留学後、共同通信ソウル支局長に。89〜2011年、産経新聞ソウル支局長兼論説委員。92年、ボーン・上田記念国際記者賞、05年には菊池寛賞および日本記者クラブ賞を受賞。現在、産経新聞ソウル駐在客員論説委員。著書多数。SJC(ソウルジャパンクラブ=日本人会)顧問。在韓40年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    産経新聞ソウル支局長だった著者による、韓国の政治家と食の蘊蓄話し。2019年発行。2018年板門店で文在寅大統領と金正恩がディナーをともにしたことを話題にしているが、今はそんな融和ムードのかけらもないことに時代の変化を感じます。ソウルから韓国第二の都市釜山まで高速鉄道で2時間で移動できるし、人口5千万のうちソウルに約1千万人が住んでいるので、韓国には地方が存在しないとも言われるが、食に関しては慶尚道と全羅道の名物の違いなどが面白い。父・朴正煕と娘・朴槿恵の、独り飯の有り無しの末路の比較も興味深かった。

  • 梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

    韓国人が韓国の食べ物にどれほどのプライドを持っているのか、また、それがいかにしてナショナリズムの高揚に用いられてきたのかがよく伝わってきた。筆者は新聞記者なので、自身が目にし体験してきたこと、また本物の政治家との交流の上で、この本を執筆している。それ故に内容は非常に生々しい。嫌韓本ではない。朝鮮半島を好意的に理解しようとする人にお勧めしたい。

  • 二人娘の父

    バリバリの嫌韓おじちゃんの、韓国・北朝鮮への愛憎交錯するエッセイ。ただし本書では「食」がテーマなだけに、隠しきれない愛情が逆に微笑ましい。個人的には産経新聞はまともな報道機関ではなく、思想的な主張をする新聞という認識なので、そこのソウル支局で「活躍」されたおじちゃんの偏見を差し引いて読めば、なかなか面白い話だった。しかしキンドルアンリミテッドでなければ読まなかったかな。

  • 田中峰和

    自国にプライドを持つのは結構だが、過剰に持ちすぎて他国に迷惑をかけるのはよくない。日韓問題で難しいのは過去に日本が犯した罪の負い目があること。だが、それを笠に着てしつこく嫌がらせをするのはどうだろう。本書では反日症候群ともいえる症例が数多紹介される。韓国で人気のある日本料理にも反日愛国言葉狩りが横行する。ワサビや納豆も、わざわざ韓国語に置き換えるのに必死だったが、結局普及せず今も、ワサビとナットと呼ばれている。赤いキムチは秀吉が朝鮮出兵の際、唐辛子とともにもたらしたものだが、それを国民食にする不思議。

  • niz001

    『政治』の部分が興味ないかなーと思いつつ読み始めたら意外に楽しめた。答えが出てるわけじゃないけど秀吉の唐辛子の話は自分も前々から疑問やったんよ。

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