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ISBN 10 : 4791106083
Content Description
気という実体は、東洋医学では「生命エネルギー」、心理臨床学では「情報」、宗教学では「スピリチュアリティ」に相通じる概念であり、その流動する気を「いのちの働き」として捉えることができる。「気」の臨床知を導入した画期的な書。
目次 : 第1章 東洋における気の思想(「陰陽五行」の世界観/ 「易」の思想)/ 第2章 東洋医学における気の意味(東洋医学の視座/ 気が流れる身体/ 気はこころ/ 東洋医学の治療のプロセス)/ 第3章 気功における気の働き(気功の歴史/ 気功の定義/ 気功のメカニズム/ 外気功は深層意識の働き)/ 第4章 東洋における象徴的身体(多元的な身体/ 「内経図」における象徴的身体/ 「練丹術」という技法)/ 第5章 気の心理臨床の視座(気の働きの構造/ 心理療法の視座/ 初回面接の重要性/ 心裡臨床におけるスピリチュアリティ(霊性))
【著者紹介】
黒木賢一 : 1951年、兵庫県生まれ。カルフォルニア州立大学(ヘイワード校)大学院、教育心理学研究科臨床カウンセリング専攻、修士課程修了。芦屋心療オフィス所長を経て、大阪経済大学人間科学部助教授。臨床心理士。(財)関西カウンセリングセンター評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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