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Ips細胞 不可能を可能にした細胞 中公新書

黒木登志夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121023148
ISBN 10 : 4121023145
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2006年、山中伸弥は、たった4種類の遺伝子によって大人の細胞が、未分化の細胞に初期化することを発見した。それから8年余、iPS細胞は、脳や肝臓、そして、アルツハイマー病の細胞をシャーレの中に再現した。難病の治療薬開発、黄斑変性、パーキンソン病、骨髄損傷などの再生医療も現実となった。不遇時代、山中伸弥を力づけた『がん遺伝子の発見』(中公新書)の著者が、iPS細胞の生い立ちとその応用に迫る。

目次 : 第1章 からだのルーツ、幹細胞/ 第2章 iPS細胞に至るルート/ 第3章 iPS細胞をめぐる5W1H/ 第4章 ノーベル賞受賞/ 第5章 iPS細胞以後の幹細胞/ 第6章 幹細胞とがん細胞/ 第7章 シャーレのなかに組織を作る/ 第8章 シャーレのなかに病気を作る/ 第9章 幹細胞で病気を治す/ 第10章 疑惑の幹細胞研究

【著者紹介】
黒木登志夫 : 1936年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。専門:がん細胞、発がん。東北大学(現)加齢医学研究所助手、助教授(1961‐71)、東京大学医科学研究所助教授、教授(1971‐96)。この間、ウィスコンシン大学留学(1969‐71)、WHO国際がん研究機関(フランス、リヨン市)勤務(1973、1975‐78)。昭和大学教授(1997‐2001)。岐阜大学学長(2001‐08)。日本癌学会会長(2000)。2008年より、日本学術振興会学術システム研究センター副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • なかしー

    挫折本。高校生物未履修の人(物理と化学選択)にとってトンチンカンな内容だった自身の力量不足を痛感した1冊… 著書の書き方や表現方法に関してはこれ以上ないほど、非常に分かりやすく説明されているのでそちらに関しては間違いないかと思います。 凄いことをやっていることは肌感覚では分かるが、生物学の基本用語(遺伝子や細胞発生や発現など分子生物学らへん)を最低限覚えていないとかなり厳しい。 まずは高校生物あたりから学び直してから再挑戦しよう。

  • 佐島楓

    gaccoで講義を受けたこともあり、最新の情報が知りたくて購入。ほぼすべての分野においてカバーしてあり、ES細胞以降の研究の経過がよくわかる。この分野における患者さんの関心は並々ならぬものだろう。課題は山積しているのは承知しているけれど、どうか病に苦しむ方々のためにもひとつひとつハードルをクリアしていっていただきたい。

  • かつお

    皮膚の細胞に4つの遺伝子を導入することで、それは初期化され分化能をもつ細胞になる。iPS細胞はそのように作られたこと、特に大学院生の活躍によってできたことに感動した。また、iPS細胞の応用は、再生医療だけでなく病気のモデルにも用いられることを学んだ。患者の細胞を取り出して初期化後、分化させる。そうすると、患者の今後の病気がわかることは画期的だと思った。iPS細胞は時間の壁とお金の壁が問題である。将来解消されることを期待する

  • ちいちゃん

    iPS細胞とその応用について幅広く紹介されていた。専門的な知識がなくてもそれなりに楽しく読めた。図書館の返却期限が来てしまったため難しいところは飛ばしてしまったので、また借りてもう少しじっくり読んでみたい。

  • 読書実践家

    マウスを使ったiPS細胞の様々な研究があり、人類の可能性を探る。

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