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島のエアライン 上 毎日文庫

黒木亮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620210384
ISBN 10 : 4620210382
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan

Content Description

議会の反対派や地権者を数年がかりで説得し、天草ゆかりの知事のもと、地元の夢・天草空港の建設が進む。しかし、厳しい採算と航空不況で就航する会社が見つからない。熊本県庁は「7人のサムライ」を起用し、独自の航空会社立ち上げへと舵を切る。―「島のエアライン」は国の厳しい審査を通過し、九州の空へ飛び立つことができるのか!?

【著者紹介】
黒木亮 : 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • piro

    無駄と言われた大規模な公共投資で造られた天草空港。就航予定だった航空会社が手を引くという危機の中で、苦肉の策として設立された第三セクターの天草エアラインのドキュメント。上巻は幾多の困難を乗り越え、やっとのことで就航を果たし「巡航」に入るまで。政治絡みのきな臭い所まで語られていて、決して綺麗事だけでは実現できなかった事が感じられます。確かに採算を考えると無謀とも言えるチャレンジですが、現場の方々の情熱に胸が熱くなりました。まだまだ多くの困難が待ち受けるであろう下巻へ。

  • Urso

    熊本の天草に空港(とゴルフ場)を建設するところからスタート。権力を持つ人たちの現実を考えないのんきなバブルの箱物行政という感じなんだけど、やると決めたところからなんとか成功に向けて邁進する人たちのパワーはすごい。下巻へ!

  • タカボー

    文庫化を待っていた本。熊本の天草エアラインの実名企業小説。物語は空港建設構想から。当時熊本県知事だった細川元首相とか西武の堤義明なんかも登場。まだ飛んでもいないのにもう十分ヤバい。問題がありすぎて何で作ったの?というレベル。でも空港造るのに約100億円って書いてあったけど、意外と安いというかそんなもんでできるんだなって思った。職員も素人もいるし手探りでやってる感じがあるんだけど、それぞれの持ち場で必死にやってるのが伝わってくる。検査の所は危うく泣くところだった。

  • そらとやまざくら

    良くやった。ご苦労様!久米宏に一矢報いたな。でも第二巻が心配だ。

  • Ryunosuke Moriai

    天草に空港を作る。莫大な税金の無駄遣いだのと身内からも揶揄されたり、バブルが弾けて決まりかけていた運航会社が撤退したため自前で会社を作ったり。ゼロからの立ち上げってホント大変ですね。ましてやそれが空港だなんて!上巻では一旦軌道には乗りましたが、まだ物語は半分。即下巻にいきます。

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