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破壊屋 プロレス仕舞伝 集英社文庫

黒木あるじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087446012
ISBN 10 : 4087446018
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

規律を乱す同業者を制裁する「掃除屋」という裏の顔をもつレスラーの引退までを描く、業界でも話題となった三部作待望の最終章。

【著者紹介】
黒木あるじ : 1976年青森県生まれ。東北芸術工科大学卒業。2009年『おまもり』で第7回ビーケーワン怪談大賞・佳作を受賞。同年『ささやき』で第1回『幽』怪談実話コンテストブンまわし賞を受賞、10年『怪談実話 震(ふるえ)』でデビュー。実話怪談の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Tomomi Yazaki

    掃除屋と呼ばれ数々のレスラーを葬ってきた藤戸。過去の罪を背負ってきた彼に、久々に舞い込む依頼の造花。依頼主は正真正銘のアイドル。しかもその依頼は仲間を殺して欲しい。思い悩んだ末に藤戸は彼女をプロレス観戦に誘う。それが一人のプロレスラーの誕生だった。ここで不覚にも感動してしまうけど、話はまだまだ続く。藤戸の弟子を名乗る破壊屋。夜道で一般人をクーガースープレックスで血祭りにあげる危険な男。暴力という麻薬を武器に藤戸に襲いかかる。そして藤戸の最後の闘いが幕を上げた。理屈抜きで面白い!真のプロレス小説ここにあり!

  • コリディ

    5点。前2作を上手くまとめ上げ新しい展開に。ただ、どんどん無理筋になっている。みごとにとは言えないが完結しているが、やっぱ1作目だけでよかった気がする。

  • Yuuki.

    シリーズを完結させたくなくて積んでたけど、ついに読んでしまった!1ページ目からいきなり試合の映像が脳内で鮮やかに再生される文章に引き込まれ、そのまま一気にピューマ藤戸の住む世界へどっぷり。ストーリーそのものも面白いが、とにかくプロレスファンならニヤニヤしてしまうようなキャラやエピソードが満載。女子プロレスに関する話も「まさに!」といった感じで、プロレスファンとしてブーイングしたくなるような部分が一切無い!黒木あるじさん、新たなプロレス小説を待ってます!!!

  • Nao Funasoko

    シリーズ完結編は、概ね予想通り「怪獣総進撃」のようにシリーズ登場レスラー総出演。 志事、最幸、心友、人財とかの当て字が苦手。本シリーズでも「試合」を「志合」と使っていて「えっ、アンタもそっち系なの!?」との思いも無くはなかったが、「死合」との対比で使っていたのでギリギリセーフ。(笑) 独りよがりのプロレス愛の押し付けに終わることなく、小説としてエンターテインメント性もきちんと押さえられていて良いシリーズでした。

  • qoop

    プロレスファンの程の良いファンタジーを具現化したようなこのシリーズも、三冊目にして完結編らしい。ミステリタッチで興味をそそりながら、各編でプロレスの面白さを多角的に伝える。その精髄がラストに至って爆発するかのようだった。主人公の引退試合の描写は他の格闘技などでは絶対あり得ない、まさにプロレスでなければ成立しない/プロレスの魅力を伝えるもので、感心した。

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